100台のIBM/Lenovoマシン(5)

 今までに入手したコンピューターは2010年4月現在でおよそ300台。入手したコンピューターの多くに思い出があります。今回は私とIBM/Lenovoマシンにまつわる思い出を何回かに分けて書いてみようかと思います。第5回は2008年から2010年現在のお話です。


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【はじめに】
・機種名に併記されている「#130」などの文字は通算入手台数を表します。入手マシン及び台数の完全なリストは こちら をご参照ください。
・機種名に併記されている日付は、手元にマシンがやってきた日になります。購入日とは異なる場合があります。
・このお話に登場する機種のハードウェアスペックや販売時期などは私の記憶に基づいており、私の記憶違いや事実誤認による誤りも含まれている可能性があります。
■通称『江戸川中央データセンター』の時代(東京都江戸川区在住:2002-2009)
 私は新しいプロジェクトに配属された。そのプロジェクトは昔一緒に働いた人たちが何人か所属しており、プロジェクトには入り込みやすかった。それとともに、世の中とは狭いものだとも感じた。
 このプロジェクトではWindows+WASのサーバーを担当した。今までAIX一点張りでWindowsは全くだったが、WindowsとOracleが強い人と組んで構築作業が出来たので本当に救われた。
 また、プロジェクトでは多くのAIXサーバーがあり、私がピンポイントでトラブルシューティングに入ったり、作業を担当したりと割と自由に動かせて頂いた。
IBM System p550 LPAR #2

 2008年1月に入手したp550ではLPARを切った。これまでIBM RegattaやIBM System p590、p595に対して仕事でLPARを切ることはあっても、こうして自分の環境で切ることになろうとは思ってもいなかった。
 上記写真はSV Magazine掲載のためにテストで作ったLPARで、実際はプロファイル名などは全く違う。

 HMCメニューで「ロジカル・パーティションの活動化」の項目で「端末ウィンドウまたはコンソール・セッションを開く」にチェックを入れた場合はこのように端末ウィンドウが起動する。RS/6000 B50を操作する際にシリアル端末を使ったときと同じように、この端末ウィンドウではSMS起動段階からAIX起動シーケンスまで、クラフィック端末に表示される内容がそのまま表示される。
#286 08/02/23 IBM ThinkPad X40 2371-4VJ
#287 08/03/01 IBM ThinkPad X40 2371-K5J

 友人からシステムボード不良のX40(2371-4VJ)を譲っていただいた。
 ウルトラベースとリカバリーCDが付属する上に、外装は綺麗だしHDDは60GBになっていたのでこのままではもったいないと考え、別途USキーボードとX40(2371-K5J)の下半身をオークションで購入して差し替えた。
 その時の差し替え記事は こちら 。オークションで入手した下半身は外装がボロボロだったのでシステムプレイナーを差し替えるだけで復活した。
 元々はオンボードメモリーが256MBのモデルだった。それをオンボードメモリー512MBのモデルのシステムボードと交換したので交換前よりも若干多くのメモリーを搭載できるようになった。当時は日立型1.8インチSSDがなかったのでZIF化してSSDを搭載するための部品を購入したが、結局SSD化はしなかった。
 バッテリーも新品を購入して使用していたが、死蔵させてしまってはかわいそうなのでZIF化部品と一緒に他の方にお譲りした。
#289 08/03/23 IBM System x3250 4365-PAP
#296 09/02/21 IBM System x3250 4365-6BJ

 x306mが保守期限直後に内蔵ファンが障害を起こしたために急遽買い替え。IBMビジネスパートナーから新品で購入した。
 いわゆる格安サーバーの類なので、発注時に担当のビジネスパートナーの方に「電脳さんがこんなただのPCみたいなものを発注されるなんて珍しいですねと」非常に驚かれた記憶がある。
 最初に購入したモデルPAPはPentiumD搭載だったが、すぐにXeon 3040 1.86GHzに交換、併せてx306mの部品を使用してホットスワップモデルにした。モデルPAPはシンプルスワップモデルなのでそのままではホットスワップHDDが使用出来ないためだ。
 一方その約1年後にはファイルサーバーを仮想マシンから物理マシンへの外だしをするためにモデル6BJをIBMビジネスパートナー経由で購入。当初発注した即納可能モデルが即納出来なくなってしまったらしいので即納可能な上位モデルを安価に出していただいた。x3250は2台ともRSA-II S/Lを搭載した。
 仮想マシンから物理マシンに外だししたのは、引越の際に先行してこの2台のx3250をハンドキャリーで両国の新居に持っていくという目的もあった。
 モデルPAP、6BJともに2010年4月現在稼働中。
#291 08/04/19 Lenovo ThinkPad T61p 6459-A25

 ThinkPad T60pの初期モデル以降、lenovoのモバイルワークステーションは迷走をしていたように思う。UXGA液晶を搭載したThinkPad T60pがワイド液晶になった後、T60pではWUXGAモデルはでずに、Z61pでWUXGAモデルが出された。一方、ビデオチップはT60pがATI Mobility FireGL V5250、Z61pがATI Mobility FireGL V5200であるし、T60pはFlexView液晶でZ61pは非FlexView液晶、この訳の分からない仕様どおりにこの時のLenovoは迷走しているように見えた。最上位モデルを買おうにも選びようがないといういかんともしがたい状況だった。私はT43pの後継が欲しいのにも関わらず買えずじまいで、結局意を決してZ61pを買おうと奮い立った時には既にZ61pは直販では扱われていなかった。友人がZ61pを購入していたものをその後使わせてもらった時には、やはり買っておくべきだったと地団太踏んだものだった。買わないで苦しんだのはThinkPad A31p以来だ。私は当時ThiknPad A31pが欲しいと口に出したことはなかったが、それはThinkPad A31pを買うだけの資金が全くなく、心の底から本当に悔しかったからだった。
 一方Z61pとT60pの迷走は、Zシリーズが事実上Tシリーズに吸収された形となり、Zシリーズの終焉で解決した。その結果、最上位モバイルワークステーションはTシリーズに帰ってきた。すぐに飛びつくかどうか悩み、マイナーチェンジするのを虎視眈々と待ち、気がついたときには2008年の春になっていた。ところが、虎視眈々と狙っている間に、T61pに飽きてしまった。T43pでどうにかなってるし、T61pの後継モデルでよいのではないかと思い出した。
 2008年エイプリルフールのネタで何かやろうとおもった。
 「ThinkPad T61p買いました」ネタなんか本当くさくていいかなと思い、それをやろうと販売ページのスクリーンショットを撮ろうとして 手違いで本当に買ってしまった 。キャンセルも出来たがまあいいやということで買った。
 このThinkPad T61pはThinkVision L220x、アドバンスドミニドック、ThinkVision USBサウンドバー、コンバーチブルスタンドを接続してデスクトップマシンとして活用された。電気も食わないし場所もとらないし静かで消費電力も小さい。T61pにはいくつか気に入らない点もあった。ウルトラベイデバイスが仕様変更されたのだ。仕様変更といってもコネクタ形状が変わったのではなく、ベゼルの形状が変更された。従来の曲線に合わせた「カーブド・ベゼル」ではなく「フラット・ベゼル」になった。これはT61pだけではなく、同世代のX60/X61のウルトラベイデバイスも同様だった。カーブド・ベゼルは側面にベイデバイスがあってもイジェクトボタンが押しやすい形状で重宝していた。フラット・ベゼルに変更されたT61pやX60/X61ではイジェクトボタンが押し辛く、すぐに出てこないのでイラっときた。そこで私は本体のイジェクトボタンを嫌い、メディア取り出しの際には /usr/bin/eject コマンドを使ってトレイを吐き出させるようになってしまった。ベゼル形状はまだしも、これはないだろうという気に入らない点があった。それは液晶ディスプレイだった。FlexView液晶が採用されていなかった。IBMと台湾チーメイの合弁会社であるIDtechが生産したIPS液晶「FlexView」はT43pまでで、T60pのUXGAモデルではBOE-Hydis製のFlexView液晶に変更されていた。先に書いたようにZ61pではFlexViewは搭載されておらず、T61pにもFlexViewは搭載されなかった。これには落胆した。最上位のワークステーションモデルくらいFlexView載せておけよと怒りすら覚えた。IBMブランド時代はぶっ飛んだモデルも多くその上高価なご祝儀価格のモデルもたくさんあったが、そういうモデルは独創的で開発者は作りたいものや納得のいくものを作って楽しんでいたのではないかと感じる。バタフライ、ウルトラマンPC、235/Chandra2、弁当箱スタイル準拠の数々のモデル、PowerPC搭載ThiknPadやRS/6000Note、TransNote、360P、s30、555BJ、770、560、600、R50p、T43pなどの個性的なマシンや名機からは開発者が楽しんで作っているなという思いが感じられた。一方、Lenovoになってからは画一化とコストダウンが進み、開発者は本当に作りたいものを、納得のいくもの作れているのだろうかと思ってしまってならない。

 キーボードを外した後、正直中身をみてがっかりした。少なくともIBM時代のThinkPadはテープをほとんど使用せずに綺麗な配線になっていたが、このモデルでは内蔵ケーブルの類が相当箇所でテープで固定されていた。ケーブル量が増えたせいもあるのかもしれない。とはいえ、数々のケーブルがテープで貼り付けられているのを見て一抹の不安を感じた。
 買ってすぐに新シリーズ「ThinkPad Wシリーズ」の発表があった。新モデルが発表されておかしくない時期だったので自分でも分かっているつもりだったが、自分が買った直後に新モデルが発表されるとさすがにがっかりする。あと少し遅ければ、ThinkPad T61pではなくW500になっていたのだった。
 T61はT43pの後継としてNetBSDとLinux入れて使っていた。いろいろと不満がでてきたマシンだったので両国の引越し前に社長に売りつけた。
 ちなみに国際宇宙ステーション(ISS)で活躍していたThinkPad A31pの後継として2009年夏にThinkPad T61pがISSに納品された。LenovoになってからのThinkPadが宇宙にいくのはこのT61pが始めて。それまでのThinkPadはすべてIBM時代のものだった。

 T61pのエンブレムは「IBM ThinkPad」互換のエンブレムで、「ThinkPad T series」とかかれたものだった。IBMロゴが消えただけではない様々な寂しさを感じた。
#292 08/05/17 Lenovo ThinkPad X61 NB75-C72 based on 7675-A72

 弊社は毎月最終金曜日が帰社日で、その日は弊社の社長と会う前に秋葉のお店を歩いて中古のThinkPadを見て歩いた。旬なのかどうかわからんが、中古のThinkPad T42(XGA14インチ液晶)が4万程度という安い値段で各所で売られているのを見かけた。14インチ液晶無印T42はT42pよりも筐体が若干薄く、小さい。
 名機ThinkPad 570Eを思い出した。用途はないけどとりあえず買っておこうかなと財布を取り出したときに社長から電話があった。結局4万ちょっとのT42は買わなかった。うちの社長と経営戦略会議をした後に、まあいつものことながらThinkPadの話になった。社長と話した後に「4万で中古買うならあと10万上乗せしてX61買った方がいい」という結論に達し、結局 買ってしまった
 搭載プロセッサーはCore2Duo T9300(2.5GHz)。X61最後にして最高スペックのマシン。
 T9300は先代のT7x00シリーズとは異なって製造プロセスが45nmに変更され、さらに下位のT8x00シリーズに比べてL2キャッシュ容量が2倍の6MBになっているというのも見逃せない。BIOS上ではメモリー容量4GBで認識。32-bit Windows上からだと3GB程度しか見えないとかRAMディスクで使えるとかどうのこうの言われているが、私はx64版Linuxで使うのでそんなの関係ない。

 パームレスト右側面手前に排気口が設けられた。X60では構造上ここに熱がたまり、パームレストが熱くなるという特徴があった。 Windowsで省電力を効かせた場合はどうだかしらんが、旧X60ではLinuxやBSDで省電力を使用せずに使用している相当の熱を発していた。この点が非常に不満で、個人的にLenovoの中の人に苦情を出したことがあったが、同じような苦情は他にも多かったらしく、ようやくその要望が反映された形になる。放熱のための内部構造も変更されているせいか温度はかなり抑えられたように感じられる。
 また、長きに亘りThinkPadに搭載されてきたレガシーインターフェイス、IrDAがなくなった。X60の時は右側面手前に実装されていたが、 X61ではもうなくなっている。IrDAはT61pでも除去されている。IrDAが担っていた役目はBlueToothやIEEE1394、USBなどで代用が出来るようになったからであろう。またひとつの時代が終わった気がする。
 たまたま弊社の社員がノートPCを所望していたので日本語キーボードに交換して良心的な価格で提供した。今考えるとT9300搭載のX61は中古でも人気が高いようなので手放さない方が良かったかなと少し後悔。
 仕事はWindowsマシンと格闘していた。Windowsサーバーの構築などほとんどやったことのない私は、AIXやLinuxなら簡単に出来ることがWindowsではうまくいかないことに憤慨した。
 当時は昔のネトゲ環境の残りでまだWindows環境がいくつも残っていた。私はブチ切れて家のマシンをLinux一色にすることにした。

 まず手始めに、忌々しいThinkPad T61pのWindowsシールを剥がした。そして 次々と使用しているマシンのWindowsシールを剥がしてはLinuxを放り込んだ
#— 08/07/12 Lenovo ThinkVision L220x 4433-HB2

 当時最上位のThinkVisionが欲しくなったので注文した。無駄に2枚。
 IBMから受け継いだThinkブランドの一つ、ThinkVision。普及帯のモニターにはThinkVisionの名前は冠していない。
 ThinkCentre M55 Towerと一緒に親に買ってやったLenovo D221、あれは作りが本当に粗末だった。それに対し、L220xはフレームやスタンドからして作りがしっかりしているのが素晴らしい。
 親のもThinkVision L220xにしてやれば良かったと思った。
 以前ELSA GLADIAC 988 Ultraを購入した際に間違えてカートに入れたまま買ってしまったELSA NVIDIA Quadro NVS 440をLinuxで動くIntelliStation M Proに挿してやってみた。

 Linuxでクワッドモニター!
 ※ 我が家のPCの壁紙にはかなりの頻度で SIMPLE HOUSEさん の作品を使わせていただいております。ありがとうございます。
 2009/8/30、かつてプレイしていたオンラインゲーム「エミルクロニクルオンライン」で同じリングに所属で活動していた女性と交際開始。
 彼女とはゲーム内で数年前に知り合い、2007年12月のコミケで彼女が「SV補完委員会」にいる私に差し入れを持ってきたことで初めて顔を合わせた。
 その後彼女とはメッセンジャーなどで会話し、価値観や考え方などで意気投合してやがて交際することになった。
 交際の事実は 同年10月に入ってから発表 した。
 当時、彼女は千葉県の銚子に住んで働いていた。割と遠距離恋愛だったのかもしれない。交際を初めてからは、金曜の夜に高速バスで銚子に行き日曜夜に銚子から高速バスで帰ってくるという生活を続けた。往復約6時間の費用は高速バス代だけで5000円したが、この程度で銚子まで往復できるなら安いもので私には全く痛くも痒くもなかった。いままで遠距離恋愛でいい経験をしたことのなかった彼女は、私のこの行動に驚愕するとともに痛く感動していた。彼女が体調悪い時には翌日すぐ帰らなければならなくてもバスで銚子に行って面倒をみた。
 私はこの生活を半年にわたって続けたが、全く苦になるどころか喜んで銚子に通った。
 コンピューターの話に戻そう。
 我が家のシステムはある時期まで個別最適化を最優先にしてきた。その結果管理効率及び使用率の悪いサーバーが濫造されてしまった。中にはサーバーマシンのくせにサーバーとしてではなく、タダのクライアントマシンにすら劣る用途に使用されたというバカげたものも存在した。これが我が家の初期システムであった。
 やがて、我が家の環境はサーバーとクライアントを明確に分けることになる。サーバーにはサーバーマシンを、クライアントにはデスクトップワークステーションやモバイルワークステーションをあてがって整理を行った。しかしながら、それぞれのサーバーは台数は減ったものの個別最適化されたままであり、管理効率や使用率の悪さは変わらないままであった。
 その状態はIBM e-server x346とx336の導入で一気に様変わりする。VMware GSX Serverによって仮想化環境が実装され、既存のサーバーの多くはこれでx346の内部のパーティションとして統合された。VMware GSX Serverの仮想化環境の実績ができてから、私はVMware ESX Serverを契約しGSXからESXに移行を行った。さらにESXはVMware Infrastructureとしてバージョンアップし、単なる仮想マシンの集合体ではなく、仮想データセンターとして統合された。
 論理統合が進み、物理統合が行われる時期が到来する。IBM製42Uラックにより各種スイッチ製品、ディスク装置、Unixサーバー、コンソール装置なども物理的に統合された。主要機能は1基のラックに集約された。
 x346は酷使され、3年の保守期間が終了する。また時期を同じくして、x346のキャパシティは上限に近づき、キャパシティを上げるためには増強もしくはリプレイスしか選択肢がなかった。そこで後継に登場したのがIBM System x3650とIBM System x3250だった。x3650では3TBのディスクと17GBのメモリー、8wayのプロセッサー・コアをサポートし、キャパシティには充分余裕があった。既存環境はすべて移行し、その潤沢なリソースを使って一部クライアントマシンの機能も統合した。だが、将来的にキャパシティが不足した場合、x346と同様に増強もしくはリプレイスを余儀なくされることは変わってはいなかった。このようなスケールアップ方式には数々のデメリットも存在しており、スケールアップ方式のサーバーはこの段階で既に終焉を迎えていたのだった。
 しかし、それらの問題を解決する選択肢があった。それが、IBM BladeCenterシリーズである。

 我が家の環境では遅かれ早かれBladeCenterに移行する時期が来ることはわかっていた。唯一の障壁はIBM BladeCenterシャーシが200Vを要求するものしか存在せず、我が家では200Vが使用できないという設備的制限があったため、BladeCenterへの移行ができずにいた。それも、新型シャーシ「IBM BladeCenter S」の登場で解決した。BladeCenter Sではついに家庭用100V電源に対応。ご家庭でBladeCenterを運用できる時代がついにやってきたのだ。
 障壁は取り払われた。もうBladeCenterを導入しない理由はない。そこで、私はいつものIBMビジネスパートナーにIBM BladeCenterをオーダーした。
#294 08/10/03 IBM BladeCenter HS12 8028-4LJ

 x3650の後継を担うべくIBMビジネスパートナー経由で新品で購入。Intel Xeon L5420搭載。内蔵SASモジュール、2.5インチSASディスクも併せて購入。
 2010年4月現在現役稼働中。
#— 08/10/03 IBM BladeCenter S 8886-E1J

 BladeCenter HS12購入時に併せて購入。6ベイディスクモジュールや、スイッチモジュール、SASモジュールなど必要なオプションは全部つけて購入した。
 2010年4月現在現役稼働中。
#295 09/01/02 Lenovo IdeaPad S10e 4068-AGJ

 年末年始のシステム保守作業で大阪に行った際、徹夜作業明けにそのまま昼間から飲み屋で串揚げ30本、生中6杯をかっくらって酔った勢いで日本橋で買ってしまったもの。
 そもそも私はネットブックの存在意義は皆無だと思っており、今回買ったS10eを使ってみたことにより、ネットブックに何か存在意義があるかどうか体験してみようとしたが、やはりネットブックに存在意義はないという判断をせざるを得なかった。
 値段が安いのは歓迎できる。しかし、その代償は著しい機能削減として跳ね返ってきているのがネットブックの特徴である。詰め込めるものはすべて詰め込んだとLenovoが豪語しているが、この程度では手ぬるい。機能をそぎ落とした中途半端な安物の機械でストレスを抱えながら使うくらいなら、あと 10万上乗せしてThinkPad Xシリーズを買ったほうが、IdeaPad S10eなんかよりもずっと快適である。充実した機能と圧倒的な性能を持っていると考えれば、大きさや重量は幾分大きくなるがXシリーズを使ったほうがよほどいい。そもそもキーボードの大きさを考えるとこれほど小さいものは実用に耐えないため、IdeaPad S10eのおもちゃのようなキーボードは使う気になれない。
 私がほしいものは機能を削ぎ落とした安物のノートPCではない。高くても常に最高の生産効率をはじき出し、大切なデータを守るビジネスツール、あるいはコンシェルジュとしてのノートPCだ。ゆえにネットブックの存在はまったく必要ないし、買う価値もないと私は認識している。

 米国からUSキーボードを輸入して交換したり、メモリーを2GB搭載したり、gOS入れたりしてまあそれなりにストリートコンピューティングなどもした。
 ある時上野の喫茶店で私の隣に座った女性ビジネスマンがX200sを開いて使い始めたのをみて、普段ThinkPadを使っている自分がこんなオモチャを使っているというこの状況に多大な屈辱を受けたので使うのをやめた。
 こんなの買うんだったらあと10万上乗せしてThinkPad X200sでも買えば良かった、と思った私はこの数ヶ月後にX200sを買ってしまう。
#297 09/04/03 Lenovo ThinkPad W700ds 2757-CTO

 2009年2月にレノボ・ジャパンで販売開始された2画面モバイルワークステーション・ThinkPad W700ds。当初は自分の望むカスタマイズが出来なかったので静観していたが、フルカスタマイズが出きるようになってから注文した。ThinkPad R50pを購入時を上回る価格で注文。どういう経緯でかは知る由もないが、HMXの中の人のW700dsは私費ではなく会社の費用で買ったのではないかという憶測を所々で見かけた。ちなみに私が購入している機器類はすべて私費だ。
 Core2 Extreme QX9300、メモリー8GB、7200rpm 320GB x2(RAID)、NVIDIA Quadro FX 3700M搭載、液晶は17型WUXGA TFT液晶+10.6型WXGA TFT液晶、カラーキャリブレーターにペンタブレットを内蔵。そして重量は5kg超。ThinkPadの常識というか、ノートPCの常識を覆した。一言で言うと「なんだこれ、アホじゃねえの?(褒め言葉)」。ThinkPadがLenovoになってから始めて見た、多くのPCメーカーの製品全体で見ても相当イカれた機械だった。
 キーボードに関してはやはりというか、案の定というか、個人的にはダメ出しをしたい。
 このキーボードは打鍵感が最悪で、キーボードそのものがたわむし、バタバタするので本当に入力しづらい。これがカスタマイズ価格で90万円超えのノートPCのキーボードかよと思うと泣けてくる。バタバタするのには理由があって、キーボードと下部部品との間に空間があけられているうえに、中の骨とキーボードの底がきちんと固定されるような構造になっていないため、入力するとバタバタ言ってしまう。隙間を埋めるスポンジシートなどを貼り付けることで改善はできるようだが、空気の流れを考えるとむやみにそういうものを中に埋め込むのもはばかられる。クワッドコアとQuadroFX 3700Mの熱をこもらせないようにスカスカにするには仕方がなかったのだろうか。キーボードの良い打鍵感はThinkPadの売りの一つであるだけに、この打鍵感にはかなりがっかりさせられた。

 VistaのエクスペリエンスインデックスはAll5.9をマーク。
 購入後軽いレビューを掲載したので、詳細は以下を参照いただきたい。
ThinkPad W700ds レビュー

 両国に引っ越してきたあとは46インチテレビのSHARP LC-46AE6に接続してリビングパソコンになってしまった。
 2009年末に念のため拡張保証に加入した。
 メインで使用していたT61pの後にメインとなったPCである。2010年4月現在現役稼働中。
#298 09/05/01 Lenovo ThinkPad X301 2777-CTO

 W700dsを購入後、調子に乗ってX301を購入。高価なモデルであったが購入して非常に満足していた一品。X300シリーズはX301で打ち止めになってしまったが、この様なプレミアムモバイルマシンは存在していいと思う。シリーズが打ち止めになってしまって非常に寂しい。
 メモリ上限は公称4GBだったが、4GB x2を試しに載せたら8GBで認識した。CPUはSU9400 1.4GHz。HDDは当初120GB、250GBのHDDに交換した。使い込んでいるうちに1.8インチディスクは遅く、CPUもクロックが高くはないので幾分もっさり感が際立ってしまったのが残念だった。
 トラックポイントのクリックボタンに伝統の赤ラインと青ラインが復活。高級感あふれるピーチスキン塗装と一新されたLEDインジケーターがプレミアムモバイルとしてのアクセントになっており、気に入った。
 軽いレビューを掲載したので、詳細は以下をご参照いただきたい。
ThinkPad X301 レビュー
 キーボードはここしばらくのThinkPadの中で非常に打鍵感に優れた良いキーボードであった。手にしっくりくるキータッチはLenovoになってからは最高の出来であると思ったし、上記レビューでも私はX301のキーボードは大絶賛した。
 が、しばらく使い込んでいるうちに、信じられないことが起こった。キーボードがバタつきだしたのだ。バタつきだしたのはキーボードの左上あたり、ちょうどF1キーの近辺にあるキーを使った場合に顕著だった。何が起こったのかと思いネジを外してみて妙に納得した。キーボードは2本のネジでしか固定されていない。しかも中央部2箇所のみ。これでは熱など何らかの拍子でキーボードがわずかに反り返ってしまった場合には、反ったまま左右が押さえつけられない状態になってしまう。人によってはカーソルキーがバタつくという情報もあったのはこれでようやく納得した。一旦キーボードを外して、微妙に反り返ったキーボードをなおして装着したところ良くなった。良くなったとはいえ、バタつきの原因が根本解決出来たわけではないのでとても残念だった。軽量化の弊害か、部品点数を少なくしてコストを下げた弊害か、いずれにしても使っているうちにバタつくようになったなんていうThinkPadはこれが初めてだった。
 システムパフォーマンスやキーボードの件などあまり良くない部分もあるものの、個人的には非常に気に入っている。
 後述のX200sが修理に出された際には代打で活躍した。2010年4月現在現役稼働中。
#300 09/06/16 Lenovo ThinkPad X200s 7465-CTO

 IdeaPad S10eを買って、こんなの買うんだったらあと10万上乗せしてThinkPad X200sでも買えば良かった、と思って購入。
 実質的にX61最終モデルからの乗り換え。SL9600 2.13GHz搭載。WXGA+ LEDバックライト液晶。仕事で使用しているマシン。今まではFedoraを使っていたがIdeaPadでgOSを使ったので同じ系列のUbuntuを入れて使用。現在10.04で稼働中。
 この機種はWXGA+液晶が供給難に陥る前に購入した製品で、注文してから11日で到着。
 最初に納品された時に、無線LANのLEDインジケーターが壊れており点灯しなかったために初期不良修理のために里帰りして数日後戻ってきた。Lenovoにしては珍しく発注から納品まで早いと思ったらこの有様。早く製品が到着した意味がなくなってしまった。まずこの段階で減点。
 次に液晶。今まで購入したThinkPadの中で始めてドット抜けのある機体にぶつかってしまった。液晶中央部に常時点灯のドットが1個。一定数までは不良と認められないとしてもやはりドット抜けはショックだった。これも減点。
 修理でシステムボードとLEDが交換されて帰ってきて使おうと思ったら今度は指紋センサーが認識していないことが発覚。これはどういうことだと思って分解したら指紋センサーのフラットケーブルが外れているという有様。憤慨しながらフラットケーブルを挿し直して事なきをえた。

 脱線するが、Lenovoでは製品を購入/修理したあとすぐに、必ず今回の満足度を問い合わせる内容のアンケートがメールで送られてくる。差出人はLenovoのアジアパシフィック地域統括から依頼を受けた調査会社だが、2009年の春ごろから製品を買ったりサポートを受けた場合にここからメールが来るようになった。バッテリー1個買っただけでも満足度はどうだったかと聞いてくるので機械的にやっているんだろうと思いつつも毎回アンケートに答えていた。
 今回ひどい対応をされて戻されたThinkPad X200sの修理後もこのアンケートがきた。頭に来て返答しないで放置していたら2日1回の割合で3通来た。どうせこんなの送っても見てないだろうと思って色々と書いて送りつけた。この前のX200sの修理の落ち度だけでなくIBMからLenovoに代わってからの不満を書き殴り、ThiknPadの安心できるサポートに対して対価を支払っているのにこんなザルなサポートをされてはLenovo製品なんて誰にも薦められないただの高価なゴミだと叩きのめした。アンケートを送信して2日後、ThinkPadの技術サポートをしているIBMの技術部門の担当者から電話があった。きちんと読まれたのだなと思うよりも先に、情報伝達の早さにまず驚いた。私は声を荒げることなく静かに今回の件はどういうことか説明を求め、今後のアクションプランはどのように考えているのかを質問した。担当者は手落ちを素直に認めて謝罪し、今後のアクションプランと既に実施した改善に対して詳細に説明をしてくれた。これは非常に好感が持てた。担当者は他に気づいた点はないかと聞いてきたので、X200sの良かったところと改善して欲しいところ、今後のサポートに望むこと、私はIBM/Lenovo製品が大好きなので今後も応援する、といったことを伝えたところ、担当者から感謝された。X200sでの問題はこれですべて解決したかのように思われた。
 仕事で一時的にWindowsを使わなければならない状況になった際にこのX200sにやむなくWindows7を導入した。ところが、ThinkVantage System Update(TVSU)でなぜか各種ソフトウェアを正確に取得出来ない状況が発生。最初はサーバーでも落ちたのだろうと思い、時間を追風リトライをして原因を調べたところ、システムボードのBIOSに書き込まれているM/Tが本来ならば「7465-CTO」になっているべきところが「7456-CTO」になっていることが判明。M/Tが異なっているため、TVSUやWebで該当マシンが検出できず、アップデートが出来ないという問題が発生したのだった。LenovoのBIOS更新ユーティリティではM/Tの下三桁部分のモデルナンバーは更新できるがマシンタイプは変更が出来ないらしく、あまり時間をかけていられないのでサポートに電話。再度修理が行われた。修理中にはX301を代役で使用した。
 修理完了後すぐに技術担当から連絡があり、M/Tの書き換えとエラーを検知した内蔵HDDの交換を実施したと言われた。私は2度めだったので少々イラつき、なんでこうなったのか問いただした。前回修理のシステムボード交換の際に、誤ったM/Tを書き込んでしまったのが原因だったとのこと。何度にもわたる不具合に関して深く謝罪された。私はそれまでLinuxでしか使っておらずWindowsのTVSUを使うことがなかったため、仕事で使うためにWindowsを導入して初めてこの問題が発覚したのだった。
 初期不良修理、指紋センサーケーブル接続ミス、システムボードM/T記入ミスと3回の問題を起こし、対応は早かったがあまりにもひどいミスが連発したのがかなりがっかりだった。Lenovoに関してはこれだけでなく、製品ラインナップの日本展開での時差(海外で先行して日本は後回しになる)、納期が遅い(製品到着前に新しいクーポンで実質価格が変わってしまう)、Webサイトでの注文の不具合、製品発送の細かいトラッキングが出来ない点(昔はできた)、カスタマイズで発生する意味不明かつ法外な差額が発生するなど、やる気あるのかと文句言いたくなるようなところもかなり多くある。2010年は「パーフェクト10」を目標に掲げているならば、こういった直販における多くのユーザーの不満に耳を傾けて改善すべきだと思う。どうでもいいメーカーならこんなこと言わないし、言われなくなったらもうおしまいだ。
 いろいろあったが、結局はX200sは気に入っている。
 W700ds購入以降、毎月ThinkPadを買っておりもうそろそろ自重しなければということでこれからしばらくThinkPadを買うのを自重した。
 2010年4月現在現役稼働中。
#303 09/07/20 IBM ThinkPad X31
 友人から起動しないものを譲ってもらったので修理して使おうと思っていたが、X31の部品をすぐ欲しいという友人がいたのでその方に譲った。
 銚子に住んでいた彼女は、私と付き合うようになってから人が変わったように前向きになった。
 結婚後の将来のことを考え、保育士になるために学生に戻って勉強しなおすべく、2009年3月を以て彼女は銚子を離れて実家に戻った。私の銚子通いは半年で終わったが、彼女とは毎週必ず会った。
 彼女は何回か江戸川中央の家に遊びにきたが、あまりの惨状に驚愕していた。また、ある意味私のもっとも闇の部分を目の当たりにしてそれでも私を嫌いにならないというのだからある意味すごい。
 私は彼女が専門学校を卒業する2011年に結婚する約束をした。私は結婚後の生活を考え、江戸川中央を引き払うことにした。
■両国のマンション・通称『両国クラウドセンター』の時代(東京都墨田区在住:2009-現在)
 以前に友人にマンション物件を紹介された。そのマンションは立派で新しく内装はまるでホテルのように立派なものだった。江戸川中央の家はマシンを設置することを最優先にしたため、人が住むようなところではなかった。多くのX68000シリーズやPC-98シリーズなど数年感通電していないようなマシンも大量にあった。引越しするということは、多くのマシンや物品を処分しなければならなかった。
 自分一人で住んでいる分には引っ越す必要もないし、マシンも処分したくない。友人から紹介された物件は恐れ多くて借りる気になれなかった。
 彼女との交際で状況が変わった。
 「今の江戸川の家では、生活ができない」そう思った私は、友人に紹介された物件を借りることにし、引越の準備を始めた。引越しは例によって9月のシルバーウィークに決めた。
 使わないマシンや不要な物品はすべて手放すことにした。SHARP X68000十数台、NEC PC-98十数台、DEC/COMPAQ/HPのマシンなど十数台、不要になったIBMマシン二十数台、周辺機器押入れ3つ分、システムソフトウェアはキャビネット数個分、美少女フィギュア約300体、エロゲ300本、その他家具や電器製品など次々に手放し/処分した。周辺機器には貴重なものも大量に含まれていたが分別する暇がないのですべてまとめて手放した。
 先に紹介したマシンで両国に引っ越す際に処分したのはこの時期のものだ。
 2009年9月22日。運命の日。江戸川中央から両国へ引越しが行われた。

 IBM 42Uラックも難なく搬出され、引越しは完了。ラックへのマシンの格納もまた本職エンジニアの皆さんによって速攻終わった。

 新居から見た朝日。新しい生活を感じさせる力強い太陽だった。
 引っ越してからは自炊もするようになり、家の掃除もこまめにするようになるなど、生活サイクルが明らかに変わった。
 彼女は毎週家に遊びにくる生活を続けている。
#308 09/11/17 Lenovo ThinkPad W500 4058-CTO

 発注してから3日で出荷された。驚異的な速度だった。
 次期W500シリーズで仕様が変わってしまうという情報もあったこともあり、両国に引っ越してきた引越し祝いとして購入。Core2 Duo T9800 2.93GHz搭載なので何気にクロックだけはどのマシンよりも高い。ただ、カスタマイズモデルでは最後までT9900が選択出来なかった。TシリーズやW700ではT9900が選択できたのに、非常に不満だった。
 このW500はT61pのマイナーチェンジにあたる。液晶解像度は1920×1200のWUXGA。後継のW510ではフルHDの1920×1080が最高解像度らしいので解像度が下がってしまうことになる。さらに、2010年4月現在、後継のW510は国内カスタマイズではフルHD液晶が選択できない。15インチのフラグシップなので高解像度が日本国内でラインナップされていないというのも腑に落ちない。
 T61pで不満だったフラットベゼルの光学ドライブは、W500ではSATA対応ドライブになったことでモデルチェンジされてカーブド・ベゼルに戻った。
 とりあえずWindows7/x64を消してUbuntuを導入して枕元マシンにした。
 2010年4月現在現役稼働中。 
#310 10/01/24 Lenovo ThinkPad R61e 7649-3VJ

 親がノートPCが欲しいようだったので買ってあげた。中古のThinkPad通販の店で25000円で購入したもの。いろいろ悩んで新しめのエントリーモデルということでR61eを選んだ。
 設定ですこし使ってみたが安価な普及帯のマシンとしては非常によくできていると思った。傷もなく、DVDのリージョンコードの設定もされておらず状態は非常に良かった。
 Celeron 540とはいえメモリーを2GBも積んだらかなり快適だった。Rシリーズの中でも「e」のつく最下位モデルなのでいろいろとコストダウンされているところがあるにも関わらず、ThinkPadとして守らなければいけない部分はきちんと守っているところに感動した。光学ドライブは固定式とされていたが取り出し用ラッチがついていないだけで、コツさえつかめば簡単に着脱可能だった。
 設定して送ってやったら、茶の間でレンタルの映画が見られるようなったと親はすごく喜んでいた。
#311 10/05/11 Lenovo ThinkPad W701ds 4323-CTO
 レノボ・ジャパン パートナー・カウンシル 2010に参加した際に、W701シリーズが2010年2月25日に発表されることを知った。2月25日には情報どおり製品が発表され、W701/W701dsのWeb販売は4月上旬とされた。
 2010年4月2日、W701dsのWeb販売が開始された。毎朝LenovoサイトでWシリーズのラインナップを確認していた私は、朝食も食べずにカスタマイズ画面をいじりまくった。
 カスタマイズ時に「RAID構成」を選択すると、勝手にSSD x2にチェックが入って値段が跳ね上がったたり、ブルーレイドライブが選択出来なかったり、カスタマイズでメモリー16GB構成するよりも別途買った方が安いという意味不明な価格設定だったりしたので、結局16GBメモリーとブルーレイドライブは別に買った。交換すると元の部品がゴミになるので最初から妥当な価格で選択させて欲しい。
 納期は1~2週間ということで注文したが、もうすぐ1ヶ月になろうかとしているのにいまだ「生産指示済」ステータスのまま何の音沙汰もない。私はどうしてもW701dsが欲しいからこんないい加減な納期でも待っているが、連絡もなく2週間もオーバーするとかLenovoはこの様な納期のブレをどう考えているのだろうか。もうすこし納期に関するスピード感の認識をしていただきたい。
 ということで、Lenovoに納期を聞いてみた。すると、「ThinkPad W701dsの現在の納品見込みは5月中旬頃の予定です」とのこと。
 納期が遅れるなら事前に教えて欲しかった・・・。
#— 2010/01/17 現在使っているThinkPad

 現在手元に保有して使用しているThinkPadは新しめのモノを中心にわずか5台。
 上段左から、ThinkPad W500、W700ds、T43p、下段左からX200s、X301。
 ああ、そういえばIdeaPad S10eなんていうのも手元にあったなあ。まあいいや。
■最後に
 本日4/28は私の誕生日です。
 いままでいろいろありましたが、私がこうして生きていられるのも皆様のおかげです。
 本当にありがとうございます。
 私のIBM/Lenovo製コンピューターのお話はこれでひとまずおしまいですが、これで終わりにはなりません。マシンを買って使う限りずっと続きます。
 続きはまた折をみて書いていこうかと思います。
 「入手した300台全部のお話」「PC-98編」「DECマシン編」「SHARP X68000編」を出してほしいというご希望もありました。そういうお話は大変うれしいですし、綺麗な写真と一緒に書いてみたいという気はありますが、書き上げるには相当な時間がかかるのと写真の一部が存在しなかったりで現状では少々難しいです。
 内容の誤字や脱字、思い違いなどによる訂正、書き漏らしたエピソードは、気がついた段階で改訂していこうと思います。
 最後になりましたが、私の友人の皆様、マイミクの皆様、twitterのフォロワーの皆様、やじうまwatch様@IBM_JAPAN様なるせひろのり師さらしる師、これを読んでくださったすべての皆様、本当にありがとうございました。