Lenovo ThinkPad T61p 6459-A25

04/01 エイプリルフールのネタに「Windows Vista搭載ThinkPad T61p 6459-A25買いました!」をやろうと思い立って「お買い上げありがとうございました」画面を捏造して掲載しようと思い、調子こんでクリックしまくったら、


line



手違いで本当に注文してしまった。

 手違いにしては痛すぎる金額なのでキャンセルするという手もありましたが、T61pはほしかった機種だしこれも何かの縁なのでキャンセルせずにそのまま買うことにしました。
 もちろん自腹の個人購入です。
 このクラスのノートは ThinkPad T43p 2668-Q2J 以来買い換えていないし、T43pはもう2年半くらい使ったので買い換えの時期だしちょうどいい、そう思うことにしました。
 基本的にメインで使うA4ハイスペックノートは大体2年おきくらいに買い換えています。40~50万円のフラグシップThinkPadでも2年間使うと思えば安いもの。スペックに満足のいかない適当な20万円前後のノートパソコンを使うよりずっとお得だと個人的には思っています。2年経過しても最上位のフラグシップモデルは現役で使用し続けるだけの性能を発揮してくれますし。Windowsに振り回されてないから長持ちするんだろうけどw
 納期は約三週間後、この日から4/21前後に到着するT61pを待ち続ける日が始まりました。
 (価格をマスクしてあるのはThinkVantage Clubの規約遵守のため)
04/17 22:28 LenovoからT61p納品日が2008-04-18になると連絡が来る。
4/18 不在票あり。4/19午前中に再配達するよう依頼。翌日午前中の到着が確定。
 以後4/19の日記。
08:59 遠足が楽しみで前日興奮して眠れないのと同じように、今日の荷物が楽しみで眠れなかったw
 買った物が到着するのをこんなに楽しみに待つというのは本当に久しぶり。ここしばらくの間に買った機械というのは結局は必要に迫られて買ったものがほとんどなので、それほど楽しみでもなかったのかもしれません。トイレットペーパーがなくなったから買うのと理屈は同じなんだなあとw 世の中にはトイレットペーパーを買うのが楽しみという方がいるかもしれませんけどw
9:13 ペリカンからついに電話がきた。もうすぐいきますとのこと。
9:15 ThinkPad T61p 6459-A25をはじめとする、週末受け取り分の怒涛の荷物が着弾。怒涛とはいっても 以前の露骨にバブリーな衝動買い に比べればチンカスみたいなもんですけどw 無駄遣いを自粛している最近の俺えらい!
 回数は減ったが単価が上がったとかいうツッコミすんなよw

 Lenovo ThinkPad T61p 6459-A25、到着。購入は当然Lenovo直販で。

2504-10J Lenovo ThinkPad アドバンスド・ミニ・ドック
 T61pは液晶モニターをつなげてデスクトップワークステーションにもできるほどの性能を持ったモバイルワークステーション。ThinkPad好きを自称するならドックは必須ですw
 ミニドックじゃなくて普通のにすればPCI Expressも使えたので、そっちにすればよかったかなあとちょっと後悔。
 あとで買えばいいか。

 ミニドック開梱。もうIBMロゴはどこにもありません。
 昔の三色カラーのIBMロゴがなくなってしまったのは残念ではありますが、ThinkPadそのものが好きなので今はIBMロゴがなくても特に気になりません。IBMはロゴも製品も会社ももちろん好きですけどね。

クイーンズゲイト 恩を返すもの いろは
 いろはさん大好きですw 俺にも鶴の恩返ししてください(お
 もちろん、性的な意味で。
 いろはさんの絵本の中身を見たい気持ちを抑えて、T61pを開梱。

 ずいぶん外箱が質素になったし、いつもの製品シールがついてないなあと思ったら、二重箱だった。
 外箱をあけるといつもの見慣れた箱が顔を出した。まえX60買ったときは外箱なしでむき出しできた記憶が。フラグシップモデルは扱いが違うのでしょうかねえ。

 Lenovo ThinkPad T61p 6459-A25。ペンリンだかインリンだかペニシリンだかしらんが製造プロセス45nmのIntel Core2Duoプロセッサー T9500(2.6GHz/6MBキャッシュ)搭載。メモリは標準で2GB、ディスクはドライブ側で暗号化処理を行なうFDE対応の7200rpmのSATA 200GB、光学ドライブはウルトラベイスリムの2層対応スーパーマルチ。ビデオチップはNVIDIA Quadro FX 570M。GeForce 8600M相当だそうなので相当な描画能力が期待できそう。そして液晶は解像度1920×1200(WUXGA)15.4インチ。普段使用しているIBM IntelliStation M Proと同じ解像度がノートで使えるというのはとてもありがたいのですよ。

 開梱を続けます。

 黒い石版だ!!伝承の通りだ!!

 エンブレムはThinkPadロゴになっていました。
 若松でIBMエンブレム売ってるので貼り替えようかなとも思いましたが、別にIBMブランドにこだわっているわけではないのでそのまま。
 天板はT**pシリーズお決まりのラバー塗装。X60や770Z、600Xもそうでしたが、この手に吸い付く優しい感じが好きです。ThinkPad R50p は樹脂むき出しの天板で「これが50万超えるThinkPadの天板かよ」とその手抜き加減に対し大いに落胆しましたが、T**pではそういうことはありませんでした。Rシリーズは後にもR50p以外には買わないんだろうなあ。

 ThinkPad最高峰を示す型番末尾の「p」。
 今までA22p、R50p、T43pと使い続けてきた僕にとってはなじみのある型番です。A4サイズのThinkPadは「p」シリーズ以外買わないし、買う気もありません。自分の使う機械に妥協はしたくないですし。Lenovoによりよい製品を作ってもらいたいと思っていますから、Lenovoを応援する意味をこめてX31以降のThinkPadやThinkCentreは毎度直販で買っています。機能と性能、そして製品の作りを見ればダイレクト価格の約40万というのも決して高くはないと重います。

 vPro対応のインテルシールとVistaのシール。
 黄色いシールはExpressカードスロットのイジェクトボタン固定用のもの。輸送中にはみ出して割れることのないようにとの配慮のようです。

 エナジースターのシール。今までこんなのついてたっけか。

 起動前に分解。
 正直中身みてがっかりしました。内蔵ケーブルの類が相当箇所でテープで固定されていました。ケーブル量が増えたせいもあるのかも知れませんが、もうちょっとスマートにできなかったのかなあと思いました。軽量化と剛性さを求めるための内部のフレームのつくりはかなり良い感じです。ちなみに、液晶側にも骨が入っており剛性強化が図られています。そのため天板中央部をなでると微妙に膨らんでいるのがわかります。mini PCI Expressスロットは1箇所まだ空きがあり、拡張の余地があります。現状ではTurboMemoryを追加するのがいいんでしょうか。Vista使ってないのでよく知りませんが。メモリーは1GBが2枚の2GB。デュアルチャネル動作動作するようにとの配慮でしょう。

 分解したのは中身を見るためではなく、部品を追加するため。事前にあらかじめ準備しておいたUSキーボードと2枚の2GBメモリーを装着します。標準搭載のJPキーボードと1GBx2は使うことなく削除。
10:31 メモリ4GB化+USキーボード換装作業完了

 USキーボード、メモリ4GBして初回起動を待つT61p。
 ワイド液晶になったからサイズがでかくなったのかなあと思いきや、それほど大きい感じはしません。横幅はT43pより若干広く、奥行きはT43pより少し狭いです。液晶サイズは縦のサイズがUXGAのT43pよりかなり狭くなっているので液晶そのものが小さくなっている印象です。液晶フレームの左右が非対称(左側のほうがスペース広い)というのも目立つ点でしょうか。左側にはいろんなものが詰まっているのでしょう。

 本体に装着したUSキーボード。USキーボードはすっきりしていますからデザイン的にも美しいですし、それ以上にキー配置に無駄がないので使いやすいです。Windowsを使用していないので右と左の謎キーは相変わらず邪魔ですがw
10:33 NetBSD pkgsrc導入用x3650区画始動
10:35 ホスト名MHUTPS13を新規導入T61pに割り当て、DNS登録完了
10:37 NetBSDソースコード配置完了
11:04 フィギュア着弾

ねんどろいど 初音ミク (ノンスケール ABS/PVC塗装済み可動フィギュア)
萌える!プロレスのすすめ ジャーマンスープレックスVer. (1/8スケールPVC塗装済み完成品)
一騎当千 呂布奉先 あまろりVer. (1/7スケールPVC塗装済み完成品)
 フィギュアの誘惑にも負けずT61pの作業を続けます。
11:20 T61p初回起動。

 交換したメモリーにより4GBになったT61p。
 バックアップとらずにNetBSDを導入、WindowsVista Businessを追放。
 自分で使う機械は自分でどうにかできないと嫌なので、OSはNetBSD。OSそのものも自分で全部どうにかしないといけないわけですが、自分でどうにかできる人にとってはかなり便利。お仕着せの環境のWindowsやLinuxが嫌になったらNetBSDをオススメしますw


 さらば、Vista。ボクにキミは必要ないw
11:39 T61p上でNetBSD4.0起動

12:20 sshを含む基本設定完了。wlanとbluetoothが見えていない。wlan 4965AGNははNetBSD5.0で対応の模様。CVSからcurrentのをもってきてバックポートするか。

Changes from NetBSD 4.0 to NetBSD 5.0:
iwn(4): Added a driver for the Intel Pro/Wireless Lan 4965AGN
Mini-PCI Adapter, ported from OpenBSD. [ober 20080209]

12:39 Core2Duo対応NetBSD kernel作成開始
12:48 NetBSD toolchain構築開始。
13:30 はちゅねミクさんと遊ぶ。

タピオカ☆パンッ!


13:38 toolchain buildの終了を確認。以前所有していたC2D T7200搭載X60の二倍の速度を出していた。T61pはI/Oを含めたシステム全体のパフォーマンスが高いからだろう。
14:03 NetBSD kernel “MIKU_HATSUNE” make depend && make 開始。まずはCore2Duo対応の修正。不足分はあとからまたいじってなおせばおk

mhutps13# cd /usr/src/sys/arch/i386/conf
mhutps13# cp GENERIC_LAPTOP MIKU_HATSUNE
mhutps13# vi MIKU_HATSUNE
mhutps13# diff -Nura ./GENERIC_LAPTOP ./MIKU_HATSUNE
— ./GENERIC_LAPTOP 2007-08-25 18:00:06.000000000 +0900
+++ ./MIKU_HATSUNE 2008-04-19 13:52:49.000000000 +0900
@@ -25,6 +25,8 @@
options MATH_EMULATE # floating point emulation
options VM86 # virtual 8086 emulation
options USER_LDT # user-settable LDT; used by WINE
+options MULTIPROCESSOR
+options MPBIOS # configure CPUs and APICs using MPBIOS
# Enhanced SpeedStep Technology in the Pentium M
options ENHANCED_SPEEDSTEP
@@ -63,7 +65,7 @@
options INSECURE # disable kernel security levels – X needs this
-options RTC_OFFSET=0 # hardware clock is this many mins. west of GMT
+options RTC_OFFSET=540 # hardware clock is this many mins. west of GMT
options NTP # NTP phase/frequency locked loop
options KTRACE # system call tracing via ktrace(1)
@@ -249,8 +251,10 @@
mainbus0 at root
-cpu0 at mainbus0
+#cpu0 at mainbus0
#ioapic* at mainbus?
+cpu* at mainbus?
+ioapic* at mainbus?
apm* at mainbus0 # Advanced power management
mhutps13# ls -l MIKU_HATSUNE
-rw-r–r– 1 root wheel 34097 Apr 19 13:52 MIKU_HATSUNE
mhutps13# config MIKU_HATSUNE
Build directory is ../compile/MIKU_HATSUNE
Don’t forget to run “make depend”
mhutps13# cd ../compile/MIKU_HATSUNE
mhutps13# make depend
mhutps13# make && make install

14:15 カスタムkernel完成。ThinkPad T61p、IPL。
14:20 カスタムkernel起動。修正箇所の反映を確認。


14:28 IBM x3650 VMwareESX NetBSD区画よりT61pにpkgsrcの流し込みを開始。
14:35 pkgsrc展開開始。
14:40 プロレスごっこして遊ぶ

15:01 pkgsrc下準備

mhutps13# cp -p /usr/pkgsrc/mk/defaults/mk.conf /etc/mk.conf
mhutps13# vi /etc/mk.conf
ACCEPTABLE_LICENSES+=lame-license
ACCEPTABLE_LICENSES+=mplayer-codec-license
BSDSRCDIR=/usr/src
#X11_TYPE=xorg
X11_TYPE=modular
#CLEANDEPENDS=YES
DISTDIR=/usr/pkgsrc/distfiles
ACCEPTABLE_LICENSES+=flash-license
ACCEPTABLE_LICENSES+=adobe-acrobat-license
PKG_DEFAULT_OPTIONS+= ncursesw
DEPENDS_TARGET?= package
ACCEPTABLE_LICENSES+=jdk13-license
ALLOW_VULNERABLE_PACKAGES=YES
ACCEPTABLE_LICENSES+=fee-based-commercial-use
ACCEPTABLE_LICENSES+=sun-jdk6-license
ACCEPTABLE_LICENSES+=sun-jre6-license
LIBDVDCSS_MASTER_SITES=http://download.videolan.org/pub/libdvdcss/
ACCEPTABLE_LICENSES+=skype-license
ACCEPTABLE_LICENSES+=lha-license
ACCEPTABLE_LICENSES+=rar-license
ACCEPTABLE_LICENSES+=intel-ipw-license
ACCEPTABLE_LICENSES+=generic-nonlicense

15:03 それではpkgsrcぶち込み行くぜwww
15:26 「鶴の恩返し」 という絵本を読む

なんていう春画w

16:16 ThinkPad T61pはNetBSDで俺色に染めた


 液晶はR50pやT43pのFlexViewと比較すると視野角が狭いです。見えなくはないですが、すこし斜めから見ると色が変わってしまう。ちょっとこれは手を抜きすぎだろうというのが素直な感想。
 液晶の上下にはそれぞれ二箇所スリットが入っている。プライバシーフィルター留め具を差し込むためのものでしょう。プライバシーフィルターは前いたプロジェクトの方針により、自前で持ち込んでいたX60に装着していたが、とめ具は本体に貼り付けないといけなかったので、このような配慮はうれしい。プライバシーフィルター装着が前提だからといって視野角が狭くてもいいという理由にはなりません。50万超えてもいいので視野角の広い液晶を最上位モデルには搭載していただきたいものです。
18:09 不具合解消作業開始
 ・azaliaのボリューム問題
 ・xvドライバーが使用できない件
 ・無線LAN iwnドライバーのcurrentからのバックポート
 ・bluetoothドライバーの調査
18:17 azaria問題一部解決

# mixerctl -w outputs.unknown12.eapd=on
outputs.unknown12.eapd: off -> on

これで本体スピーカーから音が出るようになったが、イヤホンを挿すとイヤホンから音が出ない。イヤホンジャック側の信号制御パラメーターがどれかわからない。同じazaliaでもX60の信号制御パラメーターとT61pではまったく異なっているため参考にならない。
23:47 呂布と遊ぶ。

今日は久しぶりの激動の一日でした。
疲れたので寝ます。
23:54 おまけ

V字開脚wwww

 現行の2桁番台ThinkPadは時期的にもおそらく昔の面影を残す最後のThinkPadシリーズになるかもしれません。すでに発売されている3桁番台のX300には昔の面影はもうありません。
 X300に代表されるように、今後はX/T/RもX200/X400/X500/T400/T500/R400/R500とすべて3桁番に移行し、新たなラインナップ「W」が加わりW900がラインナップされるらしいです。
 ボクが買った最上位ThinkPad “p” シリーズは3台連続(R50p/T43p/T61p)でシリーズ最終かつ最上位モデルとなる。偶然で3回も重なるか普通w
 ちなみにT61pが最新モデルとしていられるのはあと1ヶ月ちょっと。
 最初の3桁番台Tシリーズのリリース時期は2007年6月3日だそうです。
 Lenovoには才色兼備と質実剛健さと、日本の松花堂弁当の心を忘れずにThinkPadを作っていってもらいたいと思います。

電脳ぺんぎん の紹介

HMX.NET の中の人。株式会社ノー・コントラクト勤務。ディズニー好きで2パーク年パス所持者。暇があればTDSかTDRのどちらかにいます。趣味は化石・鉱物収集。かつて夕張、山ノ尾、妙見山、錫高野に入り浸っていました。
カテゴリー: BSD, Computer, T61p, ThinkPad, 日記 パーマリンク

コメントは停止中です。