2021年はじめから、時計の使用頻度を記録してみました。
久しぶりの更新となる今回は、使用頻度の高かった上位10本を写真で振り返りたいと思います。
使用率は全時計使用回数に対する個々の時計の使用回数の割合です。
■第10位:TUDOR CHRONOTIME Ref. 79180 (1.3%)
手元にきてから2021年で27年、製造完了から25年以上経過しました。2020年に定期オーバーホールを受けてからも大切に使っています。この頃のTUDORのデザインは現行にない味わいがありますね。
■第9位:ROLEX SUBMARINER DATE Ref. 16610 (2.0%)
こちらも古参、手元に来てから2021年で20年となりました。多少ラフに扱っても正確に時を刻むあたりは流石です。ブランパン フィフティファゾムス バチスカーフがやってきてから使用頻度が下がってしまいましたが、今も頼もしい一本です。
■第8位:SWATCH SISTEM51 HODINKEE SUMMER EDITION Ref. SUTZ407 (2.8%)
HODINKEEとのコラボモデル。数ある白い色のスウォッチの中でもお気に入りです。夏向けのデザインは白Tとの相性が良く、今年の夏場に活躍しました。気軽に使える自動巻き腕時計というのがいいですね。
■第7位:BLANCPAIN Villeret Ultraplate Ref. 6651-1127-55B (3.7%)
シンプルかつ薄型なので客先訪問時に重宝していましたが、テレワークになったため使用頻度が激減しました。先頃ブランパンブティック銀座でジャン・ルソーのオリジナルストラップ受注会があり、その際にブルーのカスタムストラップを作成していただきました。今後はカジュアルな装いでの出番が増えそうです。
■第6位:TISSOT HERITAGE 2018 Ref. T119.405.16.037.01 (6.1%)
夏場はミラネーゼブレス、春や秋のデニムスタイルには茶色のレザーストラップ、冬のジャケパンスタイルには黒の型押しレザーと、年間を通して活躍しています。純正替えストラップも購入しやすい価格帯で、気軽に交換できるところが魅力の時計です。
■第5位:LONGINES HERITAGE CLASSIC “Silver Sector” Ref. L2.828.4.73.2 (6.7%)
午前と午後で時計を使い分けるときは、同じスモールセコンドモデルのTISSOT HERITAGE 2018と併用することが多く、そのため使用頻度が似通っています。ライスブレスはブラックセクターダイヤル発表時に予約して入手したもので、ロンジンブティック銀座曰くこの組み合わせは国内初とのこと。シルバーセクターにライスブレスという組み合わせは予想通り良いものでした。
■第4位:SWATCH ONCE AGAIN Ref. GB743 (8.3%)
2000年に登場してからずっとラインナップされている超長寿モデル。犬の散歩や家事で使うときに重宝し年間通して活躍しました。特に天気の悪い日の犬の散歩時の登板回数はトップクラスです。必要十分な機能かつ安価、さらに長寿の定番モデルでもあるため壊れてもすぐ買い直しが効くというのも嬉しいところ。僕の使っているすべての機械式時計の時刻合わせの基準となっている大切な役割を担う時計でもあります。
■第3位:BLANCPAIN Air Command Limited Edition Ref. AC01-1130-63A (13.7%)
2021年に新モデルが登場してシリーズ化されたエアコマンド、こちらは2019年に先行して登場した500本限定のモデルです。ブランパンブティック銀座で別注したグレーのアリゲーターストラップに交換したエアコマンドを着こなすべく、同系色のラルディーニのジャケットを買いました。いまはこのジャケットとストラップの組み合わせが上品でとても気に入っています。カーフレザーとアリゲーターのストラップを交換しつつ使用し、年間通して活躍しました。
■第2位:BLANCPAIN Léman Chronograph Flyback Grande Date Ref. 2885F-11B30-53B (19.3%)
過去に入手できずじまいで歯ぎしりしていたアクアラングラージデイトの代替として、ディスコンモデルでありながらブランパンブティック銀座の担当さんから新品を案内頂いたモデル。雰囲気がアクアラングラージデイトに非常によく似ています。今夏に納品された新顔にも関わらず、40mmケースで10気圧防水のクロノグラフかつブレスモデルということで今年後半は非常に出番が多くなりました。もともとはブラックのアリゲーターストラップモデルだったものを、ブレス仕様に変更して納品していただきました。クロノグラフのタキメーターを搭載していないことやインダイヤルの目盛りの一部をシンプル化することでドレスウォッチでも使えそうな端正な顔立ちに仕上がっています。替えストラップでブラックのアリゲーターストラップとアクアラングラージデイト用のラバーストラップを手元に準備しているので、今後交換して楽しめそうです。
■第1位:BLANCPAIN Fifty Fathoms Bathyscaphe Quantième Complet Phase de Lune Ref. 5054-1110-70B (33.7%)
第一位はダイバーズウォッチの元祖フィフティファゾムスの系譜を受け継ぐバチスカーフ。ダイバーズウォッチにコンプリートカレンダーを搭載する必要性を疑問視する意見に対して技術でぶん殴って黙らせたようなスペックは「革新こそ伝統」を標榜するブランパンらしさがよく出ているように思います。冬場はセイルキャンバスストラップ、夏場はブレスに付け替え、コンプリートカレンダーに30気圧防水という点で、つける時計に困ったらとりあえずこれにすれば間違いないという非常に頼もしい一本となりました。
■まとめ
使用頻度の高いモデルに関してはそれぞれ替えストラップを手元に用意しており、気分や季節によって交換して楽しむようになったというのが今年の僕の傾向でもありました。ブランド純正のもの、ブランド別注、専門業者のカスタムオーダーなど、ストラップは交換だけではなく選ぶ楽しさもあるというのを実感した一年でした。今後のことを考えると時計はなかなか増やせませんが、無数の組み合わせのあるストラップで遊ぶというのはその昔ハマったスウォッチ選びにも通じる楽しさがあって沼だなと思いました(笑)