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プレイステーション3で稼働するLinux,米Terra Softが11月中旬に出荷へ

めっつぉさんとこ経由で。
プレイステーション3で稼働するLinux,米Terra Softが11月中旬に出荷へ
 TerraSoftは俺がmac miniに入れたYellowDogLinuxをリリースしているディストリビュータで、PowerPC Linux専門の企業。Cell搭載のブレードなども出しており、Cellに関してのノウハウも多い企業でもある。
 で、そのCellはIBM POWERの流れを汲むプロセッサな訳だが、このCellを搭載するPlayStation3でYellowDogLinuxが動作するようになるわけだ。
 PS2/Linuxでは苦渋をのまされた。
 PS2の潜在能力を引き出すことは不可能に近かったし、外部ストレージへの書き込みは最後の最後までうまくいかなかった。
 用意されたバイナリパッケージも俺にとってあまりに不十分だった(どのディストリもそうなんだけどさw)。
 例によって自分でパッケージを作成しようにもあまりにメモリが少なく、クロスコンパイル環境も持っていない俺には「動くけど使い物にならないMIPSアーキテクチャの箱」にしかならなかった。
 GUIを起動しようもんならとたんにディスクにアクセスして死に目にあったし、Firefox0.8のビルドで死んだし(でも最終的に動くモノは作ったお)、試しに320×240のMPEGを再生させたら紙芝居で笑えたし(でも再生はできてるんだおw)、そりゃあ搭載メモリが32MBしかなけりゃねえ。。。
 というわけで、PS3でYellowDogLinuxは期待しているわけですが、さらに嬉しいことが。

PLAYSTATION3のほか,PowerPCを搭載したMacintoshでも動作する。

 つまりだ、俺が普段愛用しているPowerBook G4と同じ環境にできるわけで、使い慣れてるアプリの移植がすんげえ簡単になるわけで。
 PS3、買いだな。
 Linux箱として十分買いだよ、うん。
 みwなwぎwっwてwきwたwぜwwwwwwwwwwうぇ
 なお、YellowDogLinux v5.0の出荷予定時期は11月中旬、国内代理店のアミュレットでもTerraSoftに確認をとっているところだという。

Turbolinux FUJI EX発表

ブロードバンド時代の新OS「Turbolinux FUJI EX」、ソースネクストより11月発売開始
 ターボリナックス株式会社は11日、ソースネクスト株式会社が「Turbolinux FUJI EX」を11月3日より発売することを発表した。
 Turbolinux PersonalやTurbolinux Multimediaでは開発環境が含まれていなかったが、Turbolinux FUJI EXではユーザの要望を反映し、きちんと開発環境(コンパイラ、デバッガ、各種ライブラリ)が含まれている。(まあこれがあるべき姿だとおもうのだが・・・)
 商用ソフトウェアはAdobe ReaderやRealPlayer、FlashPlayer、Windows Media再生用ライブラリほか、各種プリンタ/スキャナドライバなどが同梱される。FUJIに同梱されていたATOKやカスペルスキーアンチウイルス、David(Windowsエミュレータ)は同梱されない。標準の日本語環境は「かんな」となっている。
 多くのディストリビューションがAnthyを採用しているこのご時世に、標準の日本語環境が「かんな」というのはかなり見劣りするが、Turbolinuxで別途配布しているanthyとscim-anthyいれて設定すれば事足りるだろう。Anthyそのものはボクも他のディストリでATOKバインドで使用しているが、変換効率さえ気にしなければ十分すぎるほど。MS-IMEバインドもあるのでMS-IMEを使っていた人も違和感なく使えると思う。
 FUJI EXは11月3日から発売、価格は3970円。

Lenovo、ThinkPad搭載ソニー製バッテリーの自主回収を発表

 Lenovoは28日、ThinkPadに搭載されているソニー製リチウムイオン・バッテリーの自主回収を行い、バッテリーの無償交換を行うこと決定した。
 対象は2005年2月から2006年9月に発売された以下の機種。
Tシリーズ(T43、T43p、T60)
Rシリーズ(R51e、R52、R60、R60e)
Xシリーズ(X60、X60s)
 回収対象となるバッテリーの製造部品番号(ASN P/N)・保守部品番号(FRU P/N)、オプション型番は以下のとおり。
 (ASM P/N), (FRU P/N), (Option P/N)
 92P1072, 92P1073, 92P1102または40Y5209
 92P1088, 92P1089, 92P1101または40Y5208
 92P1142, 92P1141, 40Y6799
 92P1170, 92P1169または93P5028, 40Y7001
 92P1174, 92P1173または93P5030, 40Y7003
 自分のバッテリーが本当に回収対象かどうかは以下のサイトから確認できる。
 【Lenovo】 バッテリー自主回収のお知らせ
 Web上から該当機種のバッテリーに印刷されているバーコード番号を送信すると即時に回収対象かどうか表示される。
 自分のバッテリーが回収対象の場合には以下のような画面が表示される。
 

コミックマーケット70出展情報

告知です。
土壇場でだすなってかんじですがw

8月13日(日)西地区 あ−65b「SV補完委員会」


■SV補完委員会公式サイト
http://www.98server.org/c70.html
俺のコスプレありますw
それから、新刊だします。
64-bit/RISC Edition メンテナンスレベル3
– 加速するイノベーション


今回リリース決定記事は以下となります。
時間の都合でRPMファイルの同梱やそのほか記事は次回以降にまわします。
申し訳ございません。
その代わり、以下の2つの記事をできるだけ掘り下げて書きますのでよろしくおねがいいたします。
<ソリューション・レビュー>
◆IBM e-server xSeries 346 [8840-PJS]
– Mission #03:ESXに仮想化テクノロジの神髄を見た

 冬に好評を博したx346記事の続編。8GBのメモリ、876GBあまりのU320SCSI RAID、6chのGbE、完璧なリモート管理環境、オートノミックコンピューティングによる高可用性、同一筐体内のパーティショニング環境で同時に稼働する異種類のオペレーティング環境。VMware P2V AssistanceによりIBM NF5100の環境を完璧に統合したx346がついに環境構築最終局面に。
 ホストOSが介在するVMware GSX Serverから、ホストOSが介在しない仮想化テクノロジ最高峰・VMware ESX Serverへの大幅アップグレードを行い、IAサーバにて論理パーティショニングを実現する。ホストOSのクラッシュがSPOF(Single Point of Failure:単一障害ポイント)となる現状の環境からホストOSを除去し、ESXそのもので置き換えることにより高可用性を実現する。また、GSXよりも今後の拡張に対する有用なスケーラビリティ、障害発生時のディザスタリカバリー、新規区画の瞬時のプロビジョニング、VirtualSMPによるシステム全体のワークロードの制御、ホストOSを介さない高度なパフォーマンスの実現、高度なメモリ管理機能によるメモリリソースの超過割り当て、大型コンピュータ並みの動的論理パーティショニングをx346に実装する課程を紹介する。
 「同時複数OS稼働システム統合ソリューション」シリーズ感動巨編第三弾、お楽しみに。
<ハードウェアレビュー>
◆IBM e-server xSeries 336 [8837-PLH]
– Mission #01:1Uにこめられた究極の機能美

 x346の姉妹機として知られる高性能1Uラックマウントサーバ「x336」。
 IBMのCalibrated Vectored Coolingによって設計段階から厳密に計算しつくされた冷却効率は、高い集積度を持つ1Uサーバに究極の機能美をもたらした。
 1Uでありながらも全く妥協のない性能と作りを備えたx336の魅力を紹介する。

日本IBM、国内で新型Xeon搭載System xを発表、Opteron搭載新ラインナップも開発意向表明

米IBMでは先行して発表していたx346の後継機であるx3650が7/31、国内で発表された。
IBM System x3650 および関連オプションの発表
IBM System x3650製品ページ
http://www-06.ibm.com/systems/jp/x/rack/3650/
 x3650は実質上現行のx346の後継となる。
 プロセッサは新型XeonのXeon5110から5160を搭載、メモリは48GBまでの搭載をサポート、I/OはPCI Express x8が4本用意される。ディスクはSATA/SAS/2.5インチSASから選択できるなど、顧客のニーズに幅広く柔軟に対応できる製品ラインナップを用意しつつ、価格もかなり引き下げられている。このシリーズから既存のXtended Design Architectureをさらに向上させたXtended Design Architecture II(XDA II)に準拠するなど、顧客からの要望の強かった機能の向上/強化を図っている。また、既存顧客の資産を無駄にすることのないよう、オプションで用意されるPCI-XライザーカードにてPCI Express x8 2本の代わりに133MHz/64bit PCI-Xを2本利用することが可能となる。
 出荷開始は9/19で価格は323400円から。
 また、7/31付けでx3650の他にx3400、x3500、x3550も発表された。
 製品レターは以下となる。
IBM System x3550 および関連オプションの発表
IBM System x3500(7977-12J/22J) および関連オプションの発表
IBM System x3400 および関連オプションの発表
 新型Xeon搭載モデル発表の一方で、日本IBMはOpteron搭載ラインナップの開発意向を8/2付けで発表した。
次世代AMD Opteron プロセッサ搭載モデル紹介ページ
http://www-06.ibm.com/systems/jp/x/performance/aug02.shtml
次世代 AMD Opteron デュアルコア・プロセッサを採用した低消費電力型サーバー製品の開発意向表明

 今回の開発意向表明では今までラインナップに存在しなかった2U/4Uのサーバが用意されるなど、IBMがOpteronに対しても注力し始めた様子がうかがえる。
 今回の発表レターは開発意向表明であるため、具体的な仕様や価格などは公開されていないが、新型Xeon搭載のx3650と同クラスのラインナップになると見られるx3655においてはx3650よりも多い64GBまでのメモリをサポートするという情報もあり、今後の動向が気になる製品である。
 ちなみにAMDプロセッサ搭載機の型番は下一桁を5とすることが以前からアナウンスされていた。