米IBMでは先行して発表していたx346の後継機であるx3650が7/31、国内で発表された。
IBM System x3650 および関連オプションの発表
IBM System x3650製品ページ
http://www-06.ibm.com/systems/jp/x/rack/3650/
x3650は実質上現行のx346の後継となる。
プロセッサは新型XeonのXeon5110から5160を搭載、メモリは48GBまでの搭載をサポート、I/OはPCI Express x8が4本用意される。ディスクはSATA/SAS/2.5インチSASから選択できるなど、顧客のニーズに幅広く柔軟に対応できる製品ラインナップを用意しつつ、価格もかなり引き下げられている。このシリーズから既存のXtended Design Architectureをさらに向上させたXtended Design Architecture II(XDA II)に準拠するなど、顧客からの要望の強かった機能の向上/強化を図っている。また、既存顧客の資産を無駄にすることのないよう、オプションで用意されるPCI-XライザーカードにてPCI Express x8 2本の代わりに133MHz/64bit PCI-Xを2本利用することが可能となる。
出荷開始は9/19で価格は323400円から。
また、7/31付けでx3650の他にx3400、x3500、x3550も発表された。
製品レターは以下となる。
IBM System x3550 および関連オプションの発表
IBM System x3500(7977-12J/22J) および関連オプションの発表
IBM System x3400 および関連オプションの発表
新型Xeon搭載モデル発表の一方で、日本IBMはOpteron搭載ラインナップの開発意向を8/2付けで発表した。
次世代AMD Opteron プロセッサ搭載モデル紹介ページ
http://www-06.ibm.com/systems/jp/x/performance/aug02.shtml
次世代 AMD Opteron デュアルコア・プロセッサを採用した低消費電力型サーバー製品の開発意向表明
今回の開発意向表明では今までラインナップに存在しなかった2U/4Uのサーバが用意されるなど、IBMがOpteronに対しても注力し始めた様子がうかがえる。
今回の発表レターは開発意向表明であるため、具体的な仕様や価格などは公開されていないが、新型Xeon搭載のx3650と同クラスのラインナップになると見られるx3655においてはx3650よりも多い64GBまでのメモリをサポートするという情報もあり、今後の動向が気になる製品である。
ちなみにAMDプロセッサ搭載機の型番は下一桁を5とすることが以前からアナウンスされていた。
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