ACアダプターが無くて憤慨した「57Y4345 ThinkPad W700 Mini Dock v2.0」に関しての情報をお知らせしたいと思います。
ThinkPad W701ds・怒りの第5回 ではACアダプターが付属していなかった怒りで製品詳細のご紹介が出来ませんでしたので、今回は先代Mini Dockと比較してご紹介しようと思います。
「45J7951 ThinkPad W700 Mini Dock(以降、先代)」の後継として発売された「57Y4345 ThinkPad W700 Mini Dock V2.0(以降、V2.0)」。
前の日記でも書きましたように、V2.0では170WのACアダプターを必要とするW700シリーズ以外に、230WのACアダプターを必要とするW701シリーズにも対応しました。先代は販売時にW700シリーズしか無かったこともあり、対応機種にW701シリーズは含まれていません。
その差を検証してみたいと思います。
セットアップインストラクションのシート。先代(上)とV2.0(下)。
V2.0からACアダプターが標準添付しなくなって怒りがこみ上げたのは 以前の日記 のとおりです。
結局、常時ドックにさしておくためにもう一台ACアダプターを購入しました。
55Y9336 ThinkPad 230W AC Adapter。10500円。
後から追加で買うとなると精神的に痛い金額です。
内容物。ACアダプターにつなぐケーブルはPCようの3ピンのもので、このおかげで1kg超えのアダプターになってしまいます。
ACアダプター比較。左側はW700ds付属170W ACアダプター、右側はW701ds付属230W AC。
ケーブル込みのW700ds用ACアダプターは913g(本体845g)、W701dsは1015g(本体809g)でした。W701ds用ACアダプターそのものは若干軽量化されましたが、標準付属の電源ケーブルが普通のデスクトップPC用の3ピンのものなので重量が1kgを越えてしまいました。
上が先代、下がV2.0。外見はほとんど見分けがつきません。
先代のラベル部分。
V2.0のラベル部分。
V2.0には170Wと230WのACに対応する表記があります。
次は背面を見てみます。
背面コネクター群。上がV2.0、下が先代。
左からケンジントンロック用の穴、4基のUSB。
eSATA、RJ45 LAN、アナログVGA、DVI、SPDIF、ディスプレイポート。V2.0のeSATAコネクターの形状が変わった以外は同一です。
マイク、ヘッドホン、電源コネクター。
W701dsの装着したところ。
ちなみに先代ドックに230Wアダプターを接続してW701dsは使えないのか試してみました。
その結果はこうでした。
ワット不足などの警告メッセージが表示されて起動シーケンスが一時停止してしまいます。
先代ドックは230Wアダプターには対応していないのでしょう。案の定170Wのアダプターでも同じメッセージが出ました。
V2.0はW700シリーズ、W701シリーズ両方に対応しますが、先代はW700シリーズのみの対応と考えたほうがよさそうです。
W700シリーズでドックをお使いの方で、W701シリーズへの機種変更をお考えの方はご注意ください。