ThinkPad W700ds レビュー・第2回

 Lenovo ThinkPad W700dsレビュー第2弾です。今回は電源投入してから起動した状態のレビューをしてみます。


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 W700ds起動画面。17インチ液晶はかなり大きいです。持ち運ぶノートパソコンというよりは、持ち運べるノートパソコンという感じです。

 BIOS画面。Core2 Extremeの文字が見えます。2.53GHzのクワッドコア。ノート用のCore2 Extremeでは最上位です。

 これはRAIDコントローラーの画面。ノートパソコンでこういう画面をみるのはそれほど多くなさそうです。ThinkPadでRAIDといえば、かつて ThinkPad 770ZでMylex DAC960PDUを認識させた のがありました。だいぶスマートじゃなかったけどw

 今回はカスタマイズでRAID1にするようにしてあるので、RAID1にしてあります。

 ディスクはHGSTのTravelstar 7K200 HTS722020が2個。

 起動を進めるとWindows Vista Ultimate x64のセットアップ画面が表示されます。

 一通りセットアップを終えると、Lenovoのウェルカム画面が表示されます。ThinkPadとThinkCentreのプロモーション動画ですが、無駄にカッコいいです。これを見ると、ThinkPadとThinkCentreって改めてすげえよなあとか思ってしまいます。

 昔やってたネトゲを入れてログインして動作させてみました。x64版Vistaでもきちんとエミル・クロニクル・オンラインは動きました。サブディスプレイには無駄にmixiとか表示w

 サブディスプレイはGIMPを使ったときに面目躍如。メインディスプレイに編集対象を、サブディスプレイにツールボックスをまとめて置くと便利です。

 メインとサブで壁紙を変えて楽しむというのもアリですw W700dsの液晶はかつてR50pやT43pなどに搭載された視野角の広いFlexViewではありません。T61pもW700dsもそうですが全体的に視野角は狭く、特に上下ではかなり見え方が変わります。キャリブレーションしないと見るに耐えません。液晶もっと力を入れてくれないかなといつも思っています。

 サブディスプレイとLenovo IdeaPad S10eの液晶を並べて見たところ。W700dsのサブ液晶解像度は10.6インチの縦型WXGA(768×1280)液晶、IdeaPad S10eは10.1インチ1024×576液晶。W700dsのサブ液晶の発色は白っぽくてひどいですが、IdeaPad S10eの液晶はさらにひどいです。やはり安かろう悪かろうというところでしょうか、ネットブックは。
 壁紙は SIMPLE HOUSEさん の作品のナオたんを使わせていただいています。

 大きさ比較のためにIdeaPad S10eを乗せてみました。W700dsめちゃくちゃでかいのがお分かりになるかと思います。

 代わってこちらはThinkPad X61を乗せてみました。W700dsどんだけでかいんだよとw
 ちなみにW700dsは重量約5kg、ACアダプターは約900gだから、持ち歩くときは普通に6kgとなります。

 システムのプロパティ。64-bitオペレーティングシステムの表記があります。

 そして驚異のエクスペリエンス・インデックス。
 全項目最高値の5.9をマーク。ノートでこれは化け物です。
 ※ HDDはベンチマーク取得のためにRAID0に変更してあります。
 W700dsの第2回レビューはここまで。
 次回のW700dsレビュー第3回では各種インターフェイスなどを見ていきたいと思います。
 お楽しみに。