パソコン買ってきた。

主に監視系サーバー兼ターミナルサーバーで使用していたIBM e-server x306mが壊れてしまった。保守契約はすでに切れていて修理依頼するのもタルいから新品のパソコン買ってきた。


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 IBM System x3250 4365-PAP。Pentium D搭載のシンプルスワップSATA RAIDモデル。
 IBM e-server x306mの後継にラインナップされている機種でもあり、ラックマウント型IBM System xの中では最もランクが低く異様に安いサーバーなので気軽に買える。
 安い1Uサーバーの割にはRSA-II S/Lが搭載可能だったりと管理機能もしっかりしてるのでお買い得感は高い。
 例によって新品3年間オンサイト保守つき。

 とりあえずDVDスーパーマルチドライブ(DL対応)載せた。
 こいつのバックアップはDVDで十分。
 標準搭載のHDDは160GBのSATAディスクが2個でミラーリングがかかっている。
 メモリーはx306mで使っていた4GBをそのまま移植、プロセッサーはPentium Dを捨ててXeon 3040に交換した。
 クワッドコアにする必要性はないし、単にTDP低い一番安いやつってことで3040に決定。
 死んだx306mはSASホットスワップディスクだったので、このシンプルスワップSATAモデルをSASホットスワップに仕様変更することにした。

 SFF-8087 mini-SASケーブル。
 これがないと始まらない。

 x3250用SASホットスワップバックプレーンパネル。
 標準搭載のSATAシンプルスワップバックプレーンとコネクタ部だけでなく奥行きも違うのでホットスワップマウンタが実装できない。

 バックプレーンパネル裏面。
 ホットスワップ電源コネクタやSFF-8087がある。

 SFF-8087コネクタ。

 SASホットスワップバックプレーン電源+シグナルケーブル。

 実装されているSASアダプターはMini PCI Expressカードで提供されている。
 ホットスワップバックプレーンとSASアダプターをmini-SASケーブルでつなぐ。

 アダプター配下にぶら下がっているSASディスクが見えた。
 これをServerGuide CD使ってミラーリングする。

 そしてなぜかビデオカードが。
 ELSA NVIDIA Quadro NVS 290 x1。
 ビデオカードに切れ込みいれて挿すのはリスクが高くて嫌なので、信頼と実績と安心感のあるELSA製品を搭載した。
 ローカルログインをめったにしないサーバー用途の機械にそれなりのビデオカード載せる意味あんのかと言われると、意味はまったくない。
 極端なこと言えば白と黒2色でも問題ない。
 今回わざわざビデオカード買ってきて載せたのは単に俺の趣味。

 ロープロファイル対応。
 PCI-Express x1のカードはすでにNVS440 x1を持っているし、x3250にはフルサイズ・フルハイトのカードも挿せる。しかし、x3250のフルハイトスロットは、RSA-II S/L実装時には部品干渉の都合で使用不可能になる。
 将来的にRSA-II S/Lはx3250に実装するので、それを見越してロープロ対応かつハーフサイズのNVS290 x1を押さえた。

 挿した。

 OS導入中。

 テストで適当に動画再生させてみた。問題なし。
 そしてマルチモニター機能は使わず普段はラックコンソールの表示にしか使われないQuadro NVS 290涙目w
 大いなる無駄。
 うちのシステムにひとつくらいこういう遊び心があってもいいよね、ほかはビデオカードだけでなくキーボード、マウスすら撤去するメタクソ硬派なサーバーだしw

 IBM ServeRAID ManagerとIBM Directorの設定中。
 各種エクステンション入れてあるので一括管理・監視ができる。

 保守契約終了後にハードウェア障害が発生して、一部部品をx3250に転用されたIBM e-server x306m。
 邪魔だからそのうち捨てよう・・・。
 これで残るNetBurst MAはSystem p5 HMCの7310-CR3(元はx336)だけとなった。
 HMCないとLPAR切ったうちのSystem p550が使えないのでじっくり考えてから差し替えることにしよう。
 7310-CR3は仕様変更でPOWER4でも使えるから入れ替えても捨てないで保存しておいてもいいな。