【名称】ペツォッタ石(ラズベリル)
【英名】Pezzottaite (Raspberyl)
【分類】珪酸塩鉱物
【組成】Cs(Be2Li)Al2Si6O18
【晶系】三方晶系
【硬度】8
【鉱物情報DB】 mindat.org – Pezzottaite
2002年発見の新鉱物。当初は緑柱石の変種と考えられていたが、後の研究で結晶構造中に多くのセシウムを含有していることが判明し、2003年に独立種「ペツォッタ石(Pezzottaite)」として新種登録された。ペツォッタ石の名称はイタリアの自然歴史博物館(Museo Civico di Storia Naturale)のDr. Federico Pezzottaの名にちなむ。ラズベリーのような赤色系統の色を示すことから「ラズベリル (Raspberyl)」と呼称されることもある。
【識別番号】00282-20100123-001
【入手】2010/01/23
【産地】Sakavalana mine, Ambatovita, Mandrosonoro area, Ambatofinandrahana District, Ampandramaika-Malakialina Pegmatite Field, Amoron’i Mania Region, Fianarantsoa Province, Madagascar
【備考】原産地標本。しかしこの産地はすでに絶産となっている。