アスペクト比固定拡大機能が有効にならないといわれている、Lenovo ThinkVision L220x。Windowsでもアスペクト比固定拡大機能を有効にすることができました。
うちで試したのはELSA GLADIAC 988Ultra。こいつはドライバーを毎回新しくしてもアスペクト比固定拡大機能がどうしても有効にならず、NVIDIAコントロールパネルでも、フラットパネルスケーリングの項目はグレーアウトしたまま。
LinuxだとL220xはソフトウェア的にアスペクト比固定拡大機能を有効にできるのに、なんでWindowsでは制御できないんだろうと考えあぐねていろいろ試行錯誤してみたら、できました。
こんなかんじ。
液晶の左右に黒い帯が入って、1600×1200の画面のアスペクト比を崩さないで表示できています。 僕は以下のようにしてやってみました。他の環境でも同じようにできるかどうかはわかりません。
レジストリーの以下の項目に追加。XXXXXXは該当ビデオカード情報が含まれているレジストリです。
[HKLM¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Control¥Video¥{XXX}¥0000]
“EnOverscanComp”=hex:01,00,00,00
[HKLM¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Control¥Video¥{XXX}¥0001]
“EnOverscanComp”=hex:01,00,00,00
設定した後に再起動して、NVIDIAコントロールパネルでフラットパネルスケーリングの項目をみると、グレーアウトが解除されて設定可能になります。