ThinkPad T61pとThinkPad X61を買って、いつものようにNetBSD入れて使ってましたが、なにかあるとちょっと手間がかかるので、常用するにはお手軽なのがいいなということで、いろいろOSを物色していました。
1年ちょっと前までデスクトップOSはLinuxだったんですが、昨年から趣きを変えてデスクトップ環境はNetBSDを使っていました。NetBSDはわかりやすくていじりやすいというのがメリットだった反面、なにかあるとビルドサーバーでバイナリパッケージを作って導入する必要があり、慣れてはいたものの地味にそれが手間でありました。
NetBSDを使いながら手を出したのが、先ごろ出たばっかりのOpenSolaris。友人から薦められてX61に入れましたが、ちょっと僕には向いていないOSでした。僕はパソコン使うときはどうしても自分が使い慣れたものと比較してしまう癖がありまして、その上で自分が使い慣れたものを上回る秀でたものがある場合に価値を見出します。NetBSDは(オールインワンで配布されている多くのディストリのような)Linuxよりもわかりやすくていじりやすいという箇所に価値を見出しましたし、NetBSDやLinuxはWindowsよりも自由で融通が効いて便利なところに価値を見出していました。
OpenSolarisはというと、僕は元々商用のSPARC版Solarisが頭にあるので、その比較対象は必然的に使い慣れているIBM AIXとなりました。独自進化したAIXと比較すんなという意見もあるでしょうけども。それで、結局OpenSolarisは大枠では満足できたんですが、いまひとつこうイッた部分がなくておとなしい感じがしたので、僕にはちょっと向かないなあと。私見で申し訳ないですが。Solaris使いの人やSunの中のひとごめんなさい。
そこでまた手を出したのが、Fedora。理由は単純。Fedora 9が出たばかりで目に止まったから。他に理由はない。とりあえずX61にF9入れてみたところ、相当お節介な印象を受けましたが、まあ便利だからいいかということで数日F9を使いました。が、どうしても新しいKDE4に慣れることができませんでした。マシンは高速になったのにもっさりしていてちょっとイラつく。やはりKDE3系がいいなあということでFC8を入れたのが5月31日。1日めたくそに使い込んで、使いたい機能にほぼ問題がないことを確認後、メインマシンのT61pの環境移行にかかりました。それが6月1日。
で、移行したT61pのデスクトップはこんなかんじ。
4年前から昨年春くらいまでの間使っていたTurbolinuxやCentOS、YellowDog、AlphaCore、そして今まで使っていたNetBSDとほぼ同じ操作性にできました。まあKDEだからできて当たり前か(苦笑
動作は軽快で快適です。扱いも簡単で便利です。ノートパソコンでこの解像度というのも冷静に考えるとすごいですよね。
コンソールの背景にはいつものように SIMPLE HOUSEさん のナオたんのCGを使わせていただいてます。SIMPLE HOUSEさんのところのナオたんはかわいいですね。
マビノギは全然しりませんごめんなさい(お
最近Windowsばかりでストレスがたまってとうとう腸炎になりました。
Windowsは僕の敵です。