H.264 on Turbolinux

 最近流行りのH.264は標準のTurbolinux FUJIでは残念ながら見ることができないっぽい。
 まああれが使えない、これが使えない、ってのはTurbolinuxに限らず俺が使っている他のディストリではよくあることなので、まあここはいっちょうH.264を再生できるようにパッケージでも作ってみようじゃんということで見れるようにしてみた。
20041216_desktop_s.jpg
 H.264キター!
 舞-HiMEシリーズいいよ舞-HiMEシリーズw


 TurbolinuxのTurbo Media Player(a.k.a. Kaffeine)でH.264を再生させようとすると以下のエラーが出てしまうんですね。

[h264 @ 0xb53bafb0]AVC: Consumed only 183 bytes instead of 120
[h264 @ 0xb53bafb0]error, NO frame
kaffeine: h264.c:1967: mc_dir_part: Assertion `pic->data[0]’ が失敗しました.
ERROR: Communication problem with kaffeine, it probably crashed.

 実はTurbolinuxでH.264を再生できるようにするまでには紆余曲折ありまして、まあ最たる原因はH.264について何も調べないままKaffeineでなんとしても動かそうと作業に取りかかったのがいけないわけで、試行錯誤と環境破壊の日々が4日ほど続きましたw
 その過程で誕生したTurbolinux用のゴミパッケージが下記。
 それいらねえだろとかそれ入れると特定ライブラリのコンパイルができなくなんだろとかいうものもありますがそのへんは試行錯誤の賜物と言うことでw

dvdbackup-0.1.1-0.0.hmx.i686.rpm
faac-1.24-0.0.hmx.i686.rpm
faac-devel-1.24-0.0.hmx.i686.rpm
faad2-2.0-0.0.20050131.i686.rpm
faad2-devel-2.0-0.0.20050131.i686.rpm
ffmpeg-0.4.9-0.0.20060407.i686.rpm
ffmpeg-0.4.9-0.1.20060407.i686.rpm
ffmpeg-devel-0.4.9-0.0.20060407.i686.rpm
ffmpeg-devel-0.4.9-0.1.20060407.i686.rpm
gsm-1.0.10-0.0.hmx.i686.rpm
gsm-devel-1.0.10-0.0.hmx.i686.rpm
kaffeine-0.7.1-10.1.i686.rpm
kaffeine-devel-0.7.1-10.1.i686.rpm
ladspa-1.12-1.1.hmx.i686.rpm
ladspa-devel-1.12-1.1.hmx.i686.rpm
lame-3.96.1-0.1.i686.rpm
lame-3.96.1-0.2.i686.rpm
lame-devel-3.96.1-0.1.i686.rpm
lame-devel-3.96.1-0.2.i686.rpm
libdvdcss-1.2.9-0.1.i686.rpm
libdvdcss-devel-1.2.9-0.1.i686.rpm
libmp4v2-1.4.1-0.0.hmx.i686.rpm
libmp4v2-devel-1.4.1-0.0.hmx.i686.rpm
libmpcdec-1.2-1.1.hmx.i686.rpm
libmpcdec-devel-1.2-1.1.hmx.i686.rpm
libquicktime-0.9.8-0.0.i686.rpm
libquicktime-devel-0.9.8-0.0.i686.rpm
lirc-0.6.6-2.1.hmx.i686.rpm
lxdvdrip-1.51-0.0.hmx.i686.rpm
mpeg2dec-0.4.0-0.0.hmx.i686.rpm
mpeg2dec-devel-0.4.0-0.0.hmx.i686.rpm
mpg321-0.2.10.3-0.0.hmx.i686.rpm
mplayer-1.0pre8-0.0.i686.rpm
mplayer-1.0pre8-0.1.i686.rpm
mplayer-codecs-20060611-0.0.i686.rpm
mplayer-codecs-20060611-0.1.i686.rpm
openal-0.0.8-1.1.hmx.i686.rpm
openal-devel-0.0.8-1.1.hmx.i686.rpm
wx-base-unicode-2.6.2-1.1.i686.rpm
wx-base-unicode-devel-2.6.2-1.1.i686.rpm
wx-gtk2-unicode-2.6.2-1.1.i686.rpm
wx-gtk2-unicode-contrib-2.6.2-1.1.i686.rpm
wx-gtk2-unicode-contrib-devel-2.6.2-1.1.i686.rpm
wx-gtk2-unicode-devel-2.6.2-1.1.i686.rpm
wx-gtk2-unicode-gl-2.6.2-1.1.i686.rpm
wx-i18n-2.6.2-1.1.i686.rpm
x264-devel-svn.501-0.0.hmx.i686.rpm
x264-svn.501-0.0.hmx.i686.rpm
x264-20060829-0.0.i686.rpm
x264-devel-20060829-0.0.i686.rpm
xmms-faad2-2.0-0.0.20050131.i686.rpm

 dvdbackupとか妖しげなパッケージも生まれましたw
 毎回こんな感じでぶちこんでるので中身がwwwww
 まあこれとlibdvdcssを併用すれば、DVDのアレを解除したISOを作成してDVD-Rとかに書き込むというアレゲなことができるWindowsソフトのDVD Decrypterと同様のことができるわけで今後重宝するんじゃねえのかなとかゲフンゲフンw
 で、結論としては、KaffeineでH.264を再生させることはあきらめ、MPlayerで代用することにしました。
 MPlayerはTurbo10D使用初期の頃に一時期使ったのですが、俺の神経を逆撫でするようなファイル選択UIと不安定さにむかついて使うのをやめてしまった曰く付きのアプリであります。
 それ以降、Kaffeineで全てのマルチメディアファイルを再生してきましたが、KaffeineでもダメだったのでMPlayerに戻ってきた訳であります。
 まだチューニングとかパッチの作成とかやってないので荒削りで気に入らない点も多く、今後はさらなる修正に励もうかなとおもいます。
 ってか俺のTurbolinux FUJI、作り替えまくりでで中身変わってんですがw
 Turbolinuxに限らずYDLもSUSEもFCもRHELもCentOSもAlphaCore自分でいじれるところがいいよLinuxは。
 RHELをいじるなって?
 きにしちゃだめよおとっつあんw
 ※ ちなみに俺は通常xvで見てますがキャプチャのときだけxshm使ってます。
 ビデオカードの直接出力するxvに比較するとX11経由で出力するxshmはパフォーマンスが落ちますが、スクリンチョット撮るときはこれでFA。
 いつもxshm使ってると思われるのイヤなんで念のためw