ThinkPad W701ds・第4回

 Lenovo ThinkPad W701dsがようやく到着しましたので、何回かに分けて製品のご紹介をしたいと思います。今回は外観をご紹介します。


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 メモリー増設とドライブ交換の終わったW701ds。外見は先代W700dsと大差ありません。
 キーボードライトは液晶上部に2個。白色LEDが使用されています。内蔵カメラは2メガピクセル。

 サブ液晶は輸送時に飛び出すことのないようにテープで固定されていました。

 キーボード周辺。指紋センサーのほかにワークステーションモデル以外の通常のThinkPadに見られないカラーキャリブレーター、ペンタブレット、そしてテンキーがあります。キーボードはカスタマイズモデルならではの強みであるUSキーボード仕様。
 前回紹介したようにキーボードの下には梁が通されており改善されていますが、ここからではそれは分かりません。見えない強化です。
 キーボード奥のメッシュ部分にはステレオスピーカーが内蔵されています。

 ロゴシール三種。intel Core i7とその他のシール。
 Core i7の頂点に君臨するCore i7 Extremeを象徴する黒いintelロゴシールです。

 パームレスト部に内蔵されたカラーキャリブレーター用のセンサー。実際にキャリブレーションするときは専用プログラムを起動させてから液晶を閉じることによりキャリブレーションが実行されます。キャリブレーション後の発色は見違えるようです。
 現行モデルではW701シリーズ以外にW510シリーズでも選択可能になりました。

 パームレスト部に内蔵されたペンタブレット。

 パームレスト右端にある指紋センサー。

 指紋センサーが新型になりました。スキャナーの両脇にLEDが仕込まれ、指紋入力待ちの時にはこのように左側LEDが緑色に点灯します。指紋認証に失敗した場合は右側LEDがオレンジ色に光ります。

 W701dsのロゴ。ただのW701じゃなくてW700ds、ロゴは静かに主張しています。
 型番ロゴとLenovoロゴはW700dsでは灰色でしたが、W701dsでは配色が白くなって目立つようになりました。

 各種LEDインジケーター。

 クリックボタンには赤と青のラインはついていません。ThinkPad X200sやX301のようにクリックボタンにラインが入るのは次のモデルでしょうか。
 タッチパッドは先代から特に変更がないようです。Fnキーで簡単にON/OFFできますが、私はこのデバイスをまったく使わないのでBIOSで機能を殺しています。
 汗っかきの私にはタッチパッドよりもトラックポイントの方が都合がよいです。

 BIOS画面。初期BIOSは1.08でした。2010年5月13日現在の最新BIOSは1.11。1.11でACPIをサポートした非Windows OSでの問題が解決されました。

 AC接続時にPCがOFFの状態でも所定のUSBポート(Powered USB)に通電した状態で充電できるUSB充電モードではiPodやiPhoneなどへの対応がされています。

 キーボード関連項目では「Fn」と「Ctrl」の交換機能も備わっています。キーマップを簡単に変更出来ない環境では重宝するかと思います。

 BIOS更新と同時にBIOSロゴを変更。起動ロゴ画面は簡単に設定可能です。
 設定したい方は 丁寧かつ親切に解説してくださっているサイト がありますので参考にしてみてはいかがでしょうか。もちろん、自己責任で。
 次回は外装に関してW700dsとW701dsを比較してご紹介したいと思います。