少し前に買ったすくぅ〜るメイト専用機のLenovo ThinkCentre M55TはELSA GLADIAC 786GTS 256MBを載せて超快適な毎日を送っており、現状では全く不満はなし。
いかんせんこのBTXマザーボードのレイアウト上、2スロット占有するビデオカードが物理的に挿さらない欠点があり、メインマシンにはなり得ない訳ですが、それでもこの機械は非常に気に入っておるわけでして。
標準で載っているCore2Duo E6300もかなり高速で、いまのところ処理速度的にも不満は無し。
が、人間というものは欲がでるもので。
またむだづかいかよwww
FSB1066MHzのCore2Duo最高(除Extreme)のIntel Core2Duo E6700 2.66GHz、買ってみた。29980円。
国内ではThinkCentre M55TにはE6700搭載モデルは販売されていないが、米LenovoのHMMを見ると、オプション部品として以下の記述が存在していた。
Machine Type 8802
Microprocessor, Conroe E6700 Processor 2.67GHz 1066MHz FSB 4M L2 (models CTO) 41X5744
つまり、E6700は載る。
BIOSは最新にしてあるので、普通に差し替えてみた。
普通にOK。
そして悪ノリして、借り物のCore2Quad X6600(G0ステップ)を載せてみた。
これまた動いた。
ただし、M55TのBIOSにはX6600用のマイクロコードが含まれていないため、BIOS起動時にエラーが出る。
BIOSエラー時の動作で始動デバイスをHDDにしてやればそのまま起動するのだが、マイクロコードが含まれていないということは、BIOSからCPUの制御ができないケースもあるわけで、安心して使うことはできない。
今後、LenovoがM55TのBIOSにCore2Quadのマイクロコードを混ぜ込むことはビジネスマシンであるこの製品の性質上考えにくい。
現状のM55Tで安心して使える最速のプロセッサーはE6700ということになる。
M55Tがどんくらい速くなったか、軽くSuper πで104万桁走らせて調べてみた。
対象はE6300搭載時とE6700搭載時、参考までに現状のメインマシンのIrwindale Xeon搭載のIntelliStationの値を併記する。
Core2Duo E6300 1.86GHz (TDP 65W) 31秒
Core2Duo E6700 2.66GHz (TDP 65W) 20秒
Irwindale Xeon 3.0GHz (TDP 135W) 49秒
クロック向上分の相応の値になりました。
しかし、ここで発覚したのが、Irwindale Xeonの遅さ。
TDPはCore2Duoの倍以上あるおまけにE6700に二倍以上の差をつけられて負けている。E6300にすら負けている。
無惨w
電気代かかるわ遅いわでIrwindale全然クソだろコレ・・・。
ちなみにうちの電気代は一ヶ月あたり35kから40k前後。
年間に支払う電気代は、約45万円ということになる。
意外と安いと見るか、妥当と見るか、それとも高いと見るかは俺には判断がつかないが、月間で余裕で1.5MWhを超えていることを鑑みるに、使用電力を削減する余地は十分ある。
(これだけマシンがあって使用量が少ないのは使用していないテストマシンは電源を落としているため。運用していないテストマシンに電源入れっぱなしにはしておかない。そもそも全台を常時稼働させているなんて一言も言ったことはない。)
Irwindaleを捨ててCore2ベースの機械に入れ替えれば浮いた電気代で機械の代金も余裕でペイできそうだし、性能向上も見込めるからかなりよさげ。まあプロセッサーだけで機械の消費電力が決まるわけではないけども。
我が家では4台8CPUのIrwindaleが動作しているが、1台は稼働ソフトウェア(IBM HMC)の都合で撤去できないにしても、残りのIntelliStation Z Pro、e-server x346、e-server x226の3台を撤去して世代の新しいモノに入れ替えればいまよりもずっと快適な環境を得られるわけで。
x346、ISZ、x226が来年以降次々と保守切れを迎えるので、そろそろCoreアーキテクチャの機械の選定にはいりますか。
IBMさん、はやくFSB1333MHzのIntelliStation M Pro出してくれwwwwww
出たら俺絶対買うからwwwww
ってか久しぶりにごく普通のPCで遊ぶのは楽しい。